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  1. 長崎市議会 2021-02-26
    2021-02-26 長崎市:令和3年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時58分= ◯永尾春文委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。  議案審査に入ります。  まず、第11号議案「令和3年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、まず、重点プ ロジェクトについて説明・質疑を行い、その後、 原則各項ごとに理事者から説明を受け、質疑を行 った後、討論・採決を行うことに決定した。ただ し、第8款土木費の第1項土木管理費、第2項道 路橋りょう費及び第5項都市計画費については、 項目が多岐にわたり、理事者もふくそうすること から、審議を分けて行うことに決定した。なお、 審査の順序については、別添の「歳出審査早見表」 のとおり進めることに決定した。〕 2 ◯永尾春文委員長 それでは、重点プロジェクトに入ります。  ここでの質疑は、本委員会が所管する重点プロジェクトの概要についてのみ行い、令和3年度に取り組む個別の事業内容に対する質疑は、各款における予算審査の際にお願いいたします。  なお、まちをつなげるプロジェクトについては、取組内容が総務委員会と建設水道委員会の所管にわたるため、それぞれの委員会へ、それぞれの所管部分について説明を受け、質疑を行うことといたします。
     それでは、理事者の説明を求めます。 3 ◯片江まちづくり部長 それでは、重点プロジェクトにつきまして、各プロジェクトの所管部局からご説明いたします。  資料は重点プロジェクトのインデックスが貼ってございます令和3年度当初予算関係資料という表紙の資料をお手元にお願いいたします。  それでは、まちづくり部が所管するまちをつなげるプロジェクト及びまちぶらプロジェクト、また、建築部が所管する住みよかプロジェクトにつきまして、それぞれ担当の政策監からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯川原まちづくり部政策監 私からは、まちをつなげるプロジェクトとまちぶらプロジェクトについて説明をさせていただきます。  まず、まちをつなげるプロジェクトでございますが、令和3年度当初予算関係資料の9ページをお開きください。5.まちをつなげるプロジェクトです。このプロジェクトの概要でございますが、このプロジェクトは、どこに住んでいても暮らしやすいまちを目指し、そのために安心して暮らせる公共交通の仕組みをつくる。それから光回線による情報ネットワークを拡充するの2つの項目で取り組んでいくこととしております。このうち、建設水道委員会所管部分は、安心して暮らせる公共交通の仕組みづくりとなります。これまでの主な取組でございますが、資料中ほどの主な取組の1)に記載しています。昨年6月に長崎市公共交通総合計画を策定し、それを踏まえて取組を進めているところです。また、資料に記載はございませんが、昨年の11月に地域公共交通活性化再生法に基づく法定協議会を設置し、事業者や関係機関との協議を開始したところでございます。これらの取組により、到達目標1)に記載のとおり、公共交通を取り巻く状況は年々厳しさを増しておりますが、公共交通ネットワークの利便性を維持してまいりたいと考えております。  10ページをお開きください。10ページは令和3年度の取組方針を記載しております。取組方針の欄の1)になりますが、バス路線の持続可能な姿への転換、コミュニティバス見直しの具体案実施、それと法定計画の策定を取組方針としております。令和3年度の主な取組でございますが、主な取組の欄の1)に記載しています。1点目といたしまして、南部地区、具体的には野母崎及び三和になりますが、持続可能な姿への方策といたしまして、運行の効率化を図りますハブ&スポーク型運行を今年4月から実施いたします。ハブ&スポーク型運行とは、各地域からのバス路線が合流する箇所に乗り継ぎ箇所を設け、中心部までの重複区間の効率化を図る手法のことです。ハブが乗り継ぎの拠点、スポークが乗り継ぎの拠点から各地域までの路線を表しております。なお、南部地区でのハブ&スポーク型運行の開始につきましては、所管事項調査の中で後ほどご説明させていただきます。  次に、2点目といたしまして、先ほど申し上げました法定協議会において法定計画を策定し、その後、実施計画となります地域公共交通利便増進実施計画の策定に着手いたします。3点目といたしまして、縁辺部における新たな仕組みづくりでは、外海地区におけます自家用有償旅客運送の実施について、引き続き協議を進めてまいります。このプロジェクトに関する関係予算でございますが、関連事業として記載しております地域公共交通活性化推進費、この議会に予算額508万2,000円計上させていただいておりますけれども、このうち、地域公共交通利便増進実施計画策定費といたしまして476万円を予定しております。予算の詳細につきましては、後ほどの予算審議において説明させていただきます。  続きまして、まちぶらプロジェクトについてご説明いたします。資料13ページをお開きください。7.まちぶらプロジェクトです。このプロジェクトの概要でございますが、陸の玄関口であります長崎駅周辺、それから海の玄関口であります松が枝周辺の整備により、長崎のまちの姿が大きく変わろうとしている中、長崎の中心部でありますまちなかにおきましても、2つの玄関口と連携させながらにぎわいの再生を図ろうとするものでございます。これまでの主な取組でございますけれども、新大工から大浦に至ります5つのエリアで魅力の顕在化に取り組んできております。新大工町では現在工事が進められている市街地再開発事業、中島川周辺では町屋及び通りの集計、浜町では市街地再開発事業の準備組合の設立など、地域住民や企業の自発的な魅力向上の取組が進んできているところでございます。令和3年度の取組方針でございますが、13ページ最下段に記載しております。引き続きエリアの魅力づくりや地域力を生かした各種取組を支援するとともに、まちなかの各エリアや主要施設間をつなぎ、回遊性を高める仕組みづくりを進めてまいりたいと考えております。  令和3年度の主な取組でございますが、14ページをお開きください。まず、エリアの魅力づくりといたしまして、新大工エリアでは引き続き市街地再開発事業の支援、中島川・寺町・丸山エリアでは町屋を生かした町並み整備や文化財の保存整備、浜町・銅座エリアでは銅座川プロムナードとして都市計画道路の整備・推進と資料に記載はありませんが、浜町での市街地再開発事業の事業化に向けた支援、館内・新地エリアでは唐人屋敷顕在化として土神堂前の広場の整備に向け、残る建物の解体と新地町稲田町線の都市計画道路の整備推進、15ページをご覧ください。15ページでは東山手・南山手エリアを記載しております。東山手・南山手エリアでは引き続き文化財保存整備を行うとともに、歴史まちづくり計画に基づく事業化の検討を行います。このほか、回遊のための軸づくりといたしまして、まちなかの情報発信や案内等に関して民間施設と連携を進め、地域力によるまちづくりにおきましても地域によるまちづくり活動が持続的に続けられ、にぎわいが継続的に生み出されるよう仕組みを構築してまいりたいと考えております。  このような本プロジェクトに関する関連予算は、15ページ最下段に記載のとおり、関係部局の取組を合わせまして総額で約32億円を予定しております。なお、各事業の詳細につきましては、それぞれの予算説明の際に所管より説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 5 ◯飯田建築部政策監 それでは、私からは3の住みよかプロジェクトについてご説明させていただきたいと思います。  資料は同じ令和3年度当初予算関係資料の5ページをお願いいたします。まず、プロジェクトの概要でございますが、一番上の欄に記載しております若い世代に選ばれるまちをテーマに、市営住宅の利活用や民間との連携等によりまして、若者や子育て世代などへの住宅供給や居住支援に取り組むものでございます。上から3段目の欄に記載しておりますが、若い世代や子育て世代が住みやすい住宅を提供するために、情報の収集や官民連携した推進体制の確立を進めるとともに、住宅施策を展開することといたしております。令和2年度の取組内容でございますけれども、リーディング事業といたしまして、宿町の市営住宅の政策空き家を使いまして若者が居住した場合の周辺との関係性等の社会実験を実施したところでございます。こういった取組を踏まえまして、令和3年度の主な取組でございますけれども、一番下の欄に記載のとおり、黒丸の1点目でございますが、子育て世代が入居できる賃貸住宅が少ないという声に対応するために、市営住宅の子育て向け改修といたしまして、対面キッチンなどを備えた子育て世帯が住みやすい住戸を整備し、子育ての期間に限定して提供するものでありまして、関連事業の欄に2つの事業、補助及び単独の既設公営住宅改善事業費の住戸改善事業を計上いたしております。  なお、事業の詳細につきましては、歳出予算の審議の中で委員会資料に基づきましてご説明をさせていただきたいと考えております。次に、黒丸の2点目になりますけれども、市営住宅への新規就労者及び移住者に向けて定期借家活用につきまして、令和2年度に議会において調査を実施していただきました人口減少対策特別委員会でも意見・要望がされた内容でございますけれども、現在、募集等を控えている市営住宅、いわゆる政策空き家を活用いたしまして、移住者が長崎に移り住んでくださるきっかけづくりや新規就労者の長崎での暮らしを支援するため、定期借家制度を活用しまして、新規就労者や移住者に住まいの提供をしようとするもので、住宅ストックの有効活用と移住定住の促進につなげようとするものでございます。本議会に、第39号議案といたしまして、長崎市営住宅条例の一部改正議案を提出させていただいておりますので、この審査の中で改めて内容についてはご説明させていただきたいと考えております。このほか、官民連携などについても取り組んでまいりたいと考えております。  私からの説明は以上でございます。 6 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 7 ◯毎熊政直委員 これを今聞いててさ、この行政サイドは何を考えとっとかと思って。やはり強くそう思うね。この重点プロジェクトなんていうのは局長制度を設けたときには、最初は11項目やったかな。1年間で結果を出しますということで重点プロジェクトを掲げて、1年間でその結果を出しますということで11プロジェクト出してきたんだけど、まだ悠長なこういうことを今おっしゃっているけど結果は全然出ていない。そして、今考えなけりゃならないのは、ポストコロナに向けてこのまちをつくる住みよかプロジェクトもね、まちをつなげるプロジェクトもさ、昨日も第4号で補正予算で審議したけど、都市計画街路整備事業だってもう20年も30年もかかっている。そうするとポストコロナに向けてまちなかに交流人口の拡大ということで人を呼び込みならば、完成させる時期をきちんと決めてね、本当にやらんとこれ書いただけではさ、これは都市間競争に勝てんぞ。こういうことばっかり、スイッチば切り替えてくれないと、市当局も。できることをさ、まず今年できること、来年できることをすぐ決めて書かんと、これを書いただけでプロジェクトを書いただけでいつもあれたい飾っとくだけ。これじゃ長崎市のまちはようならん。やはり、あなたたちが決めてね、事業ばできることを決めて、長崎のまちの魅力を結果としてすぐ出さなければ、そうせんとポストコロナとかさ、今これいろいろ言ったけど、バス路線のことも言ったけどさ、新型コロナウイルス感染症で人が出れないからバスを利用しない、そのバス会社は赤字出す、経営が大変だと。そういう原因は全部分かっているやかね。  だから、今この対策を臨機応変に打っていくのが行政の役目じゃなかと。こがんとば書いとって何か錦の御旗みたいに説明しよっけどさ。やはりその具体的に今やらなければならないことというのば全庁的にきちんと話をして、その部でできることばやはり今年はこれをやろう、来年はこれをやろうというふうなことをね、完成させようとかさ、そういうことを決めてやらんと、これいつまでたっても本当にようならんよ。そういう考え、協議はしよらんとね、あんたたち部局間で。三役は何て言いよっとね、こがんとば報告してから。教えてくれんね。 8 ◯片江まちづくり部長 今ご指摘の件、まずは本当に机上の議論だけではなくて、結果を出していくのがやはり大事だということについては私どもも同じように認識しております。今回のプロジェクトの中におきましても令和3年度の取組方針等々ご説明しました中におきましても、既に事業に着手して次年度から既に実施する予定になってございますし、その次の年度での実施に向けまして、来年度中に完成させないといけないようなことを意図して私どもの分は記載をしたつもりでございます。  まちぶらプロジェクトにつきましても、やはり継続的にやっていく事業を、一定早期に完成させることで昨日の銅座川プロムナードもこの中に入っておりますけれども、それを1日も早く発揮することで、地域に活力を戻すことができるということの中で、きちっと連携を取りながら特に力を注ぐべきところをこのプロジェクトの中で取りまとめるつもりでございます。  今ご指摘の点につきましては、私どももこのプロジェクトを進めるに当たりまして、担当の部局だけでは解決できないところも出てまいると思いますので、その辺につきましてはきちっと横の連絡も取りながら、とにかく実現するべきことをこの中に入れ込んでいるつもりでございますので、まずこの点を、本日ご説明した内容を実現するということを強く意識して、今後も早急に取り組んでまいりたい。その意識は十分もっているつもりでございます。ご理解いただきたいと思っております。 9 ◯毎熊政直委員 あのね、もう理解っていうよりも、この住みよかプロジェクトもさっき建築部が説明したけど、これも人口減少対策でそういう政策空き家の活用とか、やればすぐできるやかね。今年のこれは人口減少対策特別委員会で出したもの、そして、全部が長崎の人口減少につながる政策ですよこれは。こういう重点プロジェクトとかなんとかて言わなくたっても、きちんとやっていかなければならないこと、日本全体、人口減っているけど、やはり長崎がやはり人が減るということは経済も縮小していくということだからね、全てにつながるんだから少しでもやはり下げ止まりのために、具体的な政策を打っていくようなそういう、やはり部長会議でもそういう意見ば出してくれんね。そうせんばパソコンで打てばもう終わりの政策はもうやめようで。  やはり具体的に目標を定めてやるような政策を打っていかないと、今のこの時期ね、やはりまちとして勝てないよ他都市に。そういう考えをもって政策をやはり立ち上げていただくよう強く要望しときます。 10 ◯吉原 孝委員 今の委員の発言にも関連するんですが、プロジェクトというからには、1つの事業部だけではなかなか進まないということで、人口減少にしてもいろんな部局が関連してくるわけですよね。そういうところのやはり連携を取ることによって、いろんな課題が解決されて、そして目的が達成されていくということになるんじゃないかなと思うんですが、議会として、これまでの我々の経験としても、このいろんなプロジェクトが立ち上げられてきたんですが、なかなかその途中経過というものが議会のほうに報告があったのかなという気もするんですよね。  したがってね、年に4回の議会があるんで期間は非常に短いという制約があるかもしれませんけどもね、やはり各議会ごとにできたらね、プロジェクトの進捗状況を報告をする機会があれば、そうすれば今お話があったように1年に1回の報告だけではなかなか成果が見えないということになると思うんですが、やはり今も申し上げたように年に4回で3か月に1回で、だから成果を具体的なものを出すのが非常に大変だと思うんですが、でもやはり、毎議会無理にしても、半年に1回ぐらいは議会のほうにそれぞれのプロジェクトの進捗状況を報告して、それでまた議会でのいろんな意見を伺って、今後の行政運営についてもそういう意見を貴重な意見として取り入れていくと。それで課題解決に向けていくということが、また非常に大事じゃないかと思うんですけど、そのあたりいかがですか。 11 ◯山北建築部長 委員おっしゃるとおりだと思います。今までいろんなプロジェクトの話があってなかなか分かりづらかったし、説明もなかったという中で、当然住みよかプロジェクトのほうを建築部のほうは所管いたしますが、昨年度は社会実験であったりとか、いろんな人たちに意見を聞いたりして、いろんな課題を整理してきたということがありますが、今年度については具体的に市営住宅の住戸改善をやったりとか、あとは新規就労とか、特に新型コロナウイルス感染症の影響によって増えるであろう移住者についても実際入れていくということを具体的に事業として始めてまいります。それについては、ぜひご説明ができる範囲で議会のほうにも報告し、それで進捗状況のご説明を差し上げながら、より効率的な事業を展開していきたいと考えております。  以上でございます。 12 ◯片江まちづくり部長 まちづくり部としましても同様に、中身につきましては、進み具合にいろいろ差が出てくると思いますけれども、やはり一定節目で一定成果が見えたところ、そういった進捗に当たることにつきましては、議会の中にちゃんとご説明して、その都度検証いただき、新たな視点が必要でないかどうかといったところにつきましてもご意見をいただきながら、より市民に沿っていいプロジェクトになるように、施策になるように私どもも取組を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 13 ◯梅原和喜委員 先ほど来から、この若者が選ばれるまちということで、長崎のいろんなプロジェクトを説明していただきましたけれども、私ども建設水道委員会の立場でこの住みよかプロジェクトほか3つのプロジェクトを説明していただきました。  長崎市内で若者が定着して、ものづくり産業を含めて、やはり働く場所が少なくなっているっていうのが実情だと思います。私の出身の造船会社も中国、韓国の台頭もありまして、やはり船の値段が日本の船より安いと。特に中国、韓国はこれまでの日本の技術者がヘッドハンティングされて、技術も向上しておりまして、今まで造れなかったLNGタンカーとか造れるようになったということで、今三菱の工場はほとんど外業、いわゆる100万トンドック、あれがもう遊休状態になっております。  環境経済委員会の中で、修繕船の話もこのプロジェクトの中に載っていますけれども、やはりものづくり産業、今年は新型コロナウイルス感染症の関係で観光も含めて、やはり長崎のまちが疲弊していると思います。ここで令和3年度の当初予算ということでございますので、その新型コロナウイルス感染症からV字回復は無理だとしても、やはりウィズコロナ、ゼロコロナ、そのあたりも勘案してこのプロジェクトをぜひ進めていただきたいと思いますし、先ほど同僚議員のほうから、関係部局と調整しながらということがありましたけれども、やはりものづくり産業と観光産業を含めて全庁一体となってこのウィズコロナ、新型コロナウイルス感染症の後の長崎の経済のまちを活性化していかないと、幾らその行政がこういったことで若者の住みよかプロジェクトをしますと言っても、若者が働く場所がないとやはりどうもならないと思いますので、そのあたり関係部局とぜひそれと民間企業も含めて、いろんな情報、連絡をしっかりしていただいて、長崎の明るいまちづくりを。本当今年正念場だと思いますので、これまで以上にこの重点プロジェクト推進にご努力をお願いしたいと思います。 14 ◯飯田建築部政策監 ありがとうございます。ご指摘のとおり、今回も政策空き家を使ったいろんな取組を来年度から実施していくわけですけれども、商工部であったりとか企画財政部のほうが具体的に今産業であったりとか交流人口の入れ込み、移住の入れ込みをしていただいていまして、そういうところと実際にどういう場所を提供することが一番やりやすいかとか、そういった部分も協議をさせていただきながら、候補となるような市営住宅の場所とかも調整しながら横連携を図って、なるだけ希望に沿うような形で対応できるところを見つけながら対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 15 ◯梅原和喜委員 ご答弁の中でですね、若者の意見ということがありましたですけれども、先日も長崎市内の若者からのいろんな要望がありまして、長崎で家を購入したいんだけれどもと相談がありまして、その若者の思いを行政に伝えたいということで、直接建築部のほうにも意見を申し上げてくださいということで、行政とその若者たちの意見交換ができたっていうことで、今後いわゆる企業に出向いてどんなことにリクエストがあるのか。どういったことが課題としてのっている、直接フェイス・トゥ・フェイスで、じっくり話を聞くことが私は若者の意見を聴取するってことは大事だと思いますけど、そういった取組をぜひ進めていただきたいと思います。 16 ◯飯田建築部政策監 ありがとうございます。ぜひ我々もいろんな方に情報をいただきながら、よりよいプロジェクトになるように進めてまいりたいと思いますので、今後取り組みたいと思います。ありがとうございます。 17 ◯奥村修計委員 まちづくりの住みよかプロジェクトですけれども、これはやっと重点プロジェクトの中にのったという感じですかね。各所管で、やはり長崎の人口減少のひどさですね。もうあんた40万人切りますよ。そういう状態の中で、人が住めるまち、住みよかまちをつくるためには、そういう受け皿がないといけないんですよ。  だからこの宿町だって、もう政策空き家にしてもう5年目なんですよ。この5年目になって今やっとこういう形になってきたと。これ私議会で何回か質問していますよずっと。しかし、そのときは全然もう答えてもらえんような格好で、去年やっと考えてやりますいうような市長の答弁がありましたけれども、こういう問題がね、やはり絞って各所管が、この都市計画道路だってそうですよ。絞っていかないとね、いつまでも何本もしよってもなかなかできないということある。  もう斜面地再整備事業だってそうでしょう。何か所もやったもんだから、どこもできない、やっと十善寺地区ができたぐらい。あまりにも幅を広げ過ぎてやるもんだから、この重点プロジェクトつくるならね、そういうふうな確証を考えないかん。今年から何年までこれを絶対やっていこうというね、そういう意気込みが私は必要だと思うんですよ。だからずっと見ていますけど、なかなかね、これも進めていけないということであります。  ですから、都市計画道路の特に用地買収なんかで時間かかって遅れていきますよね。この用地買収の在り方については、私も議会で質問しましたけれども、行政の用地買収のやり方だけでは難しい。この一番まちに住んでいる一番慣れた方、不動産屋ですね。そういう方々がちょうど地域でおるわけですから、そういう人間性の付き合いをしっかりと呼ぶならば、私は質問したときに吉田部長はこれから考えていきますと、モデル的でも取り上げていきますいうことは答弁いただきました。そういうふうに、やはり土地の買収は、行政だけでやってもなかなか難しい。特に夜に行かなければいけない。ですから、そういう地区地区におられる不動産とかなんとかの方々の組合があるわけですから、そこにお願いして一緒になって行政と連携を取りながらやっていけば、もっとこの都市計画道路の完成も早くなると思いますよ。そういう試行をね、やはりやっていかなければ、今までどおりで重点プロジェクトって上げても何年もかかりますよ。  先ほど毎熊委員言われたけど、これ20年たってできんという問題が出とりますから、これはぜひ真剣にひとつ取り組み方を考えて、官民一体になってやっていく。もうほかの事業でもそうですけど、すぐ図面も書かずに外注するでしょ。それが慣れ過ぎて今度はもう自分たちが買収行ってもなかなか難しいということがありますのでね、やはりそういうふうな形としては民間をたくさん使っていますけれども、これ用地買収についてはなかなか民間の方は使っていないということを私はずっとこの前も議会でも言いましたけれどもね。吉田部長がおるときやから去年かおととしですかね。こういうこと考えておられるんですか。  部長は、試行的にやってみますと答えたんですよ。これ議事録に載っていますから。そういうことをもっとやっていけば都市計画道路なり、ほかの事業なり、用地買収については進んでいくと思いますがね。もっとやはりこの重点的なのは、各所管がこれとこれとこれは絶対にここ何年間でやっていくんだという意気込みをもって計画立てていただきたいと思います。  住宅については、やっと動き出しましたけれども、できるだけ早くしよらんと、じゃないと結局人をたくさん移住させようと思っても住む住宅がなかったらこれは無理なんですね。ですからそういう意味と、また長崎市の若い方々の将来性でいつも長崎に住めるんですよ。  要するに長崎近郊に全部それ出てるんじゃないですか。飯盛とか長与とか時津とかそういうとこにやはり長崎市の職員も恐らく七、八百名はよそから来ているんじゃないかと思いますよ。長崎市内に住みたいけれども、どうしても家賃が高いとかなんとかで住めないことありますから、本当にそういう方々を救うための市営住宅ですからね。やはりこれら早くやっていただかないと、どんどん人口は減少していくんじゃないとかいうことを本当に危惧していますので、重点プロジェクトという言葉で上げられた以上は、皆各所管の方々もぜひこれでもう本当に早期に完成するような形で努力をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 18 ◯片江まちづくり部長 まず、用地の問題につきましては、よく公共事業に関しましては用地8割、それから事業2割というふうなことを言います。これは労力に関しても予算に関してもそういったことが本当に言えると思っております。通常、我々も用地課職員だけではなくて、事業課の職員も一緒に同席して用地交渉に当たるということはもう度々でございますけれども、今おっしゃられますようになかなかその職員がノウハウを継承して、プロフェッショナルになっていくというのは難しい部門でございます。  今おっしゃられたことは、非常に貴重なアドバイスと思いますので、私どもも土木部のほうにそういったご意見があったことはきちっと伝えてですね、今後その政策に生かせるかどうかの検討を一緒になってしていきたいと考えております。  それから、その人口減少、経済活性化、先ほどからずっとご質問いただいております。私どももまちづくりはまちづくり部、それから建築は建築部として持ち得るツールの中で、人口減少をいかに食い止どめるかということを大きな命題として、今施策を打ってきているところでございます。  私どもとしましては、かねてから規制緩和ということで何とか民間活力を投資しやすい環境をつくって、仕事と人を増やしていきたいという思いの中でいろんな施策を打っておりますし、これにつきましては今後も、また新たな目標を定めまして、引き続き取り組んでおきたいと思っていますし、建築部のほうも、やはり市営住宅というツールの中で、いかにそれが果たせるかということについて、また検討を重ねていくと思いますので、そういったところもきちっと横の連携も図りながら、1つの目標に向かって邁進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 19 ◯奥村修計委員 ただいま前向きな答弁でしたけど、実際的にね、今の用地買収にしても2年前の退職された吉田部長のときも大分論議したんですよ。そして、やはりもう行政だけではなかなか難しいから不動産協会の組合があるわけですから、そこと提携しながら力を借りながらやっていきたいと、そのときの答弁では試行的に早急にそういうことをやっていきたいということでお答えがあっておりました。しかし、今の答弁を聞いておりますと、それが全然生かされていない。今からやりましょうということでありますから、これはやはり皆さんが同じ考え方の共有をして、自分はこれだからじゃなくて全部が支え合っていかないと物事は進まないわけですからね。  ですから、住宅のほうもこれは早めにやっていかないと、政策空き家がもう約6割から7割あるわけですね、大まかに。それまでずっとこれがほっておかれたわけですけれども、やっと今から動き出しますけれども、早急にこれはやっていただきたいということと、今言う都市計画道路にしてもそうですね。昨日から話題になっております道路の問題でも、やはり用地買収を早くすることによってあの事業が完成すればそれなりのまちの活性化になりますし、そこにまたいろいろな業者の方が入ってくるわけですから、人口も増えると思うんですよ。  だから、そういうことを行政一丸となってこれは頑張っていただきたいと思いますので、そういう形で所管をまたいででもやっていくということを私は願っておりますので、ぜひこの1年たって、なるほどこれだけ進んだんだということをできるような形で頑張っていただきたいと思います。以上、皆さん方何か答弁ありましたら。 20 ◯山北建築部長 先ほど市営住宅の改善のお話があったと思うんですが、当然市営住宅については、政策空き家のほうも結構ございます。それを今回活用するというご提案をさせていただくわけなんですが、それと合わせて長寿命化計画という形で今後20年間で市営住宅の数も当然減らしていかないといけないんですが、使用の向上というのも考えていきたいと思っています。やはり住む人が快適に住めるようにということで、それについても予算の中でご説明させていただきたいと思いますので、新たな事業としてそういう市営住宅の改善事業というのも上げながら、市営住宅もやっていくと。  ただ、当然市だけでできる話ではありませんので、市営住宅以外の部分についてもいろんな意味で民間と連携を図りながらやっていきたいと考えております。  以上でございます。 21 ◯奥村修計委員 今までのやり方でいけば、結局予算的な問題もあります。でも、私も3年前から結局国土交通省のほうで話をさせていただきましたけれども、要するにこの九州ブロックとかいろいろありますけど、今まで市営住宅の在り方でおっしゃったとおりの考え方がある。  しかし、それではいつまでたっても進まないので、要するに逆に長崎市として、こういうふうな市営住宅をつくっていくんだという形のモデル的なものを作り上げて、何で国のほうに上げないんですかということも私はお話しましたけどね。だから、そうしますとね、予算的な分野においてもかなり国の補助ができます。民間を活用すれば民間活用によってそれもまた補助が出ますので、この辺を長崎市の市営住宅が将来に向けて、こういう形でやっていくんだと。極端に言いますと、子育て支援なら子育て支援のアパートをどんぐらい造るのかとね。それでまた、それに合わせた独居老人の方々が分散していますので、その方々は1棟にまとめるとかね。いろいろな形をアイデアで作りながら、その行政の国の力を借りないと長崎市の力でとてもじゃないけどやっていけませんよ。だから、今までのやり方がそうでありますから老朽アパートが結構あるんですよね。それで、そこになったらそれ結局もう政策空き家にしなきゃいけないということで、住める人がもう住めなくなって出ていっているんですね、現実的に。  これ、もうそういうことを待っとったらもう意味はないと思うんですよ。だから、こういう時代、積極的に国の力も借りなけりゃいけない。そして借りたのはよそにより突出した考え方をもって、やはりこういう近代的な時代に合わせてはこういう住宅が必要なんだというモデルぐらい考えて出してくださいよと私は常に言っているんですけどね、なかなかその辺が今の答弁で聞いたら、なかなか市だけの予算でやっていくという考えでは追いついていきませんよ。  全国いろいろありますけどね、それもう発展したまちはね、やはり国の制度を十分に活用しながら都市づくりをやっていますよ。ですから、長崎市はなかなか都市づくりについてのそういう国の政策にのせれるような提案が非常に少ないと私は思いますので、こういうことをひとつぜひ、そういうことも考えながら進めていっていただければ、全ての所管もそうだと思いますので、ひとつ考えてやっていただきたいと思います。  やはり、この財政的な問題ですから、国の力も借りなければいけませんので、ぜひお願いしたいと思います。特に、今はコロナ禍の中で、国も赤字財政をやっておりますけれども、それにめげずにひとつ長崎市の魅力を発信していくということは大切だと思いますので、全ての機関でもそうだと思いますから、ぜひそこまで踏み込んで考えていただきたいということを、これもう要望にしておきたいと思いますけれども、山北建築部長ぜひ頼んますよ。十分に考えてやってください。 22 ◯山北建築部長 いろいろアイデアのご提案をいただいております。若い人だけを1棟に集めたりとか高齢者の方を1棟に集めたりとか、若い方もなかなか子育て、振動のうるさい上下階に音の問題があったりとかいうのも事実ですので、そういうアイデアをもらいながら、検討して頑張っていきたいと思います。  以上でございます。 23 ◯山本信幸委員 住みよかプロジェクトですけど、含めてこのプロジェクト自体を今度このコロナ禍の中で始まった中で、これ令和元年から始まっていますけど、コロナ禍でという大きな見直しというのは内容を含めてしているんですか。 24 ◯飯田建築部政策監 今回の政策空き家の活用につきましても、実際にコロナ禍の中で今長崎市の移住の人員が毎年増えてきております。こういった好機を逃すことなく対応してまいりたいということで、今回市営住宅条例の改正をさせていただいて、そういった若い方たちに提供していくというようなところで、こういったものもやはり新型コロナウイルス感染症が発生したことによって、新たに対応してきた内容ということになってまいります。先ほども出ましたけど、なるだけ早く効果が出るようなものを実際に見つけながら取組を進めてまいりたいと思っております。  以上です。 25 ◯山本信幸委員 これはもう前々から市営住宅のね、これも若い世代向けの話は基本的にずっと言ってきたんですよ。それがようやく今プロジェクトにのってこれしているんですけど、そもそもこれ内容を見ると令和元年度までに施策を展開するみたいなのがやっと令和5年度までに仕上げるなんて話をしているんですよ。もう遅いんですよね。  令和3年度、今厳しい状況やから、これはもう前倒しして、今度戸建て住宅の部分についてもどうするんだって。今これ市営住宅だけの論議をしているんで、戸建て住宅の部分についてもどうするんだっていう話をせんとね、今ファミリー層は短期的には市営住宅でいいんですよ。今度子どもが大きくなって小学校、中学校になってきたときには、これは戸建て住宅をどうするんだっていう話をせんばいかんでしょう。そういう論議も重点施策の中へ入れて大きくしていかないと、これ進まないですよ。  だから、そういうところを含めて内容もこういうコロナ禍の状態であればしっかりと考えて、変更も含めて見直しも、これまちづくり部も一緒ですよ。そういうところは状況に応じてしっかり対応をしてください。  以上です。 26 ◯飯田建築部政策監 ありがとうございます。すみません、今回市営住宅の予算の説明だけしておりますが、確かに言われたような戸建て住宅であったりとか、あと民間の賃料の問題であったりとか、まだ多々課題がございますので、一つ一つきちんと計画を立てながら対応してまいりたいと思っております。  以上です。 27 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午前10時44分=           =再開 午前10時49分= 28 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第2款総務費第1項総務管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 29 ◯松浦土木部長 土木部所管分の内容についてご説明いたしますが、その前に土木部から提出しております委員会資料の1ページをご覧ください。土木部提出の委員会資料の1ページでございます。土木部予算一覧でございますが、この資料は白い表紙の予算説明書に土木部所管の予算額についての記載がございませんので、補足として添付させていただいたものでございます。内容につきまして説明いたします。この資料の1ページには、一般会計款項目別予算額のうち、土木部所管の予算額について取りまとめたものを記載しております。表の列の中ほどから令和3年度1)、令和2年度2)と記載した欄がございますが、この欄に記載の額が各年度の当初予算額で、表のうち一番右側の列には、これらを比較した増減額を記載しております。なお、表の外の右端に記載箇所が分かりやすいよう行に1番から通し番号を記載しております。以上が1ページの概要でございます。予算説明書の説明と合わせてご参照願います。  それでは、第2款総務費第1項総務管理費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。予算説明書は118ページから121ページ及び130ページから133ページでございます。  それでは、予算説明書の118ページをご覧ください。第2款総務費第1項総務管理費の予算総額246億6,293万3,000円のうち、土木部所管分は土木部提出の資料の1ページ、土木部予算一覧の3行目に記載のとおり7,822万2,000円で、前年度と比較して3,207万5,000円の減となっております。  続きまして、各目における予算の内容につきましてご説明いたします。まず、第6目財産管理費でございます。予算説明書の118ページ、下段に記載の第6目予算総額18億1,287万9,000円のうち、土木部所管分につきましては土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧の1行目に記載のとおり7,487万4,000円でございます。  内容といたしましては、予算説明書の120ページから121ページをご覧ください。121ページ、第6目財産管理費の説明欄の上から2行目に記載の3.事務費における1.財産管理費事務費4,805万4,000円のうち487万4,000円、その少し下の5.【単独】用地取得費の1.用地取得費4億7,239万9,000円のうち、7,000万円でございます。この用地取得費につきましては、事業用地取得に伴い、地権者から代替地の要望があったときや土地取得特別会計で保有している用地を売却する場合に対応するためのものでございます。  恐れ入りますが、再度、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧をご覧ください。第2款第1項第6目財産管理費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号1行目の増減欄に記載のとおり、2,992万5,000円の減となっております。  次に、予算説明書の130ページから131ページをお開きください。130ページ下段に記載の第14目街を美しくする運動推進費の予算額7,047万9,000円のうち、土木部所管分は予算説明書の131ページの説明欄下から7行目に記載の1.緑化推進費の1.花と緑の安らぎあるまちづくり促進事業費334万8,000円でございます。  次に、土木部提出資料1ページの予算一覧をご覧ください。第2款第1項第14目街を美しくする運動推進費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号2行目の増減欄に記載のとおり、215万円の減となっております。  引き続き、事業の主な内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 30 ◯竹内土木総務課長 それでは、第2款第1項第14目街を美しくする運動推進費についてご説明いたします。  土木部提出資料の5ページをお開きください。A3の横の資料でございます。緑化推進事業でございますが、個別事業の説明の前に、まず、本市の緑化推進事業の概要についてご説明させていただきます。資料の左上ですが、本市では長崎市環境基本計画に基づき、人と環境にやさしい、緑豊かなまちをつくるため、資料の左側下の囲み部分でございますけれども、土木部においてイベント実施などによる緑化推進に係る啓発を行い、右側の囲みの部分ですが、総合事務所において道路、公園などの公共空間での植栽を行うとともに、自治会等への花苗を配布させていただき、地域の力で地域緑化の実践に取り組んでいただいているような状況でございます。資料の左側の囲み部分をご覧ください。土木部におきましてはこれまで、緑化活動に取り組む人口を増やすため、ながさきグリーンキャンペーンや公共花壇デザインコンクールの実施、出生記念樹の配布、市民団体が実施する花き展への後援、民有地への緑化補助などを行っております。赤の点線で囲んだ民有地緑化の部分をご覧ください。これまで民有地の樹木の植栽について、緑化に係る助成を行ってまいりましたが、近年の課題として、申請件数が減少しているというようなことがございます。ピーク時には、年間200件を超えた時期もあり、市民の日常生活への緑の普及、市民の緑への関心拡大に一定効果があったものと考えておりますが、申請件数は年々減少し、ここ数年は20件を下回っているような状況となっております。これは、新設住宅着戸数の減少やニーズの変化などが要因であると考えております。ニーズの変化につきましては、造園業者に確認いたしましたが、昔のように庭にお金をかけなくなったり、管理の手間がかからないような簡素な庭造りへニーズが変化しているとのことでございました。また一方で、補助の申請件数は減少しておりますが、自宅の新築時にはほとんどの方が樹木の植栽をされている状況であることから、この助成制度による緑化推進は、見直しの時期にあると考えております。そこで、より効果的な支援方法といたしまして、同事業を見直し、より多くの人、より幅広い世代に関心を持っていただくため、時代のニーズに合わせた効果的な緑化推進事業を展開していきたいと考え、緑化ボランティア団体への運営支援の強化や民有地緑化につながる園芸講習会の実施など、来年度から新たな取組を行いたいと考えているところでございます。  それでは、個別事業の説明に入らせていただきます。資料の3ページにお戻りください。1の概要でございますが、花と緑によって安らぎあるまちづくりを促進することについて多くの方の共感を得ることにより、植栽など、花や緑に関する活動に関与する人口を増加させ、もって緑豊かなまちづくりの推進を図るため、緑化の周知・啓発を行うものでございます。次に、2の事業内容の(1)花と緑の安らぎあるまちづくり促進事業費におけるア.公共花壇デザインコンクールの開催でございますが、これは将来を担う子どもたち及びその関係者等の美しい花や緑への興味、関心を育てるため、市内の小学生を対象に公共花壇のデザインコンクールを実施するものでございます。次に、イ.ながさきグリーンキャンペーンの実施でございます。これは若い世代を含め、より多くの方に美しい花や緑に触れ、その理解と知識を深めていただくため、官民連携による花や緑に関するキャンペーン開催費用を負担するものでございます。このキャンペーンでは、鉢花展示即売や園芸講習会のほか、これまで参加したことがなかった若い世代の方々も含めまして、多くの市民が参加しやすい、体験型の催しなどを実施することとしております。  次に、4ページをお開きください。4ページの一番上にグリーンキャンペーンの催しとして、令和2年度に実施しております「花×緑フォトコンテスト」の応募作品の一部を掲載しております。これは、今回初めて実施するものでございますが、コロナ禍で自宅の庭づくりに力を入れる方が増加傾向にあることなどを踏まえ、花や緑のある暮らしを楽しんでいる方々を表彰し、市民の花や緑への関心を高め、民有地緑化の促進を図ることを目的としております。応募者の方々からは、コロナ禍でも変わらず花は癒やしを与えてくれる、自粛中でも少しでも楽しめるように、花は元気になるなどとのコメントをいただいております。なお、令和2年度のグリーンキャンペーン本体につきましては、今年の3月の開催を予定しておりましたが、全国的な新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、ただいま説明いたしましたフォトコンテストなど、一部を除きましてやむを得ず開催中止を決定いたしております。なお、来年度につきましては、その時点の状況を踏まえながら開催の判断を行いたいと考えております。次に、ウ.出生記念樹の配付でございます。これはお子さんが生まれた市民の方々を対象に、記念として苗木等を贈呈するものでございます。次に、エ.園芸講習会の実施でございます。園芸講習会につきましては、これまでにも自治会などに対して実施いたしておりましたが、若い方ほど花や緑に接する機会が少ないとのアンケート結果を踏まえ、令和3年度は新たに若い世代に対する講習会にも取り組みたいと考えております。写真の一番左側は、花だんご、種だんごと呼ばれるものでございますが、泥だんごの中に花の種と肥料を混ぜ込んだものです。これを、ながさきグリーンキャンペーンや子どもゆめフェスティバルなどの会場にブースを設けて子どもたちに作ってもらい、自宅に持って帰って庭やプランターに植えてもらうことによって民有地の緑化につなげようとするものでございます。次に3.財源内訳でございますが、資料4ページの最後の表に記載のとおりでございます。  土木部からの説明は以上でございます。 31 ◯片江まちづくり部長 まちづくり部所管の予算説明の前に、まちづくり部から提出しております委員会資料の1ページ、まちづくり部予算一覧をご覧ください。土木部と同様に款項目ごとに、令和3年度、令和2年度の予算額及びその増減を記載し、その横の通し番号を記載しておりますので、合わせてこの表もご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、まちづくり部の予算の説明に入ります。第2款総務費第1項総務管理費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は122ページ及び123ページをお願いいたします。まちづくり部所管分は第7目企画費の123ページの説明欄の最上段、4.都市連携費の1.長崎・天草航路運営費補助金及びその下の5.土地対策費の1.土地利用規制対策費で、その額は、まちづくり部提出資料1ページの予算一覧の2行目に記載のとおり、予算額348万7,000円でございまして、前年度当初予算額に対しまして14万5,000円の増となっております。  私からの説明は以上でございます。
    32 ◯森尾中央総合事務所理事 初めに、総合事務所提出の委員会資料の1ページをお開きください。この令和3年度総合事務所歳出予算額一覧は、中央・東・南・北の各総合事務所が計上しているそれぞれの当初予算額を予算科目ごとに記載したものでございます。なお、参考といたしまして、同じ目内にある本庁と総合事務所が共通の事業名を使用しているもののみを、表の中央部に本庁分として記載しております。また、表の右端には目の場所が分かりやすいように行番号を記載しております。  それでは、第2款総務費第1項総務管理費のうち、第14目街を美しくする運動推進費における総合事務所所管分についてご説明いたします。  第2款総務費第1項総務管理費のうち、総合事務所所管分につきましては、委員会資料1ページの行番号2の中ほどに記載の総合事務所計に記載の5,192万8,000円で、昨年度と比較して913万1,000円の減となっております。  次に、予算説明書の130ページ、131ページをご覧ください。第14目街を美しくする運動推進費のうち、総合事務所所管分は、説明欄に記載の1.緑化推進費の2.花のあるまちづくり事業費でございます。  主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 33 ◯出口地域整備2課長 中央総合事務所提出の委員会資料3ページをお開きください。第2款第1項第14目街を美しくする運動推進費、花のあるまちづくり事業費についてご説明いたします。予算額は5,192万8,000円でございます。1.概要でございますが、安らぎと潤いのある生活環境の創造と魅力的な都市観光づくりのため、四季折々の花を市街地の主要な観光ルートなどの道路花壇に植栽することにより、自治会など地域の方と協働し、道路花壇などに花を植えることにより、地域の環境美化を図ろうとするものでございます。2.事業内容でございますが、中央総合事務所では市街地の主要な観光ルート沿いの道路花壇やフラワーポットに、南や北総合事務所では国道や県道沿いの主要な箇所の道路花壇に、花の植栽及び維持管理の業務委託を行っております。また、地元の道路や公園花壇等につきましては、市から花苗を配布し、植栽及び維持管理を自治会など地域の方に行っていただいております。なお、令和2年度より、これまで開催しておりましたながさき紫陽花まつりにつきましては、まつりとして実施してきた取組を見直し、フラワーポット等による植栽の数を減らし、中島川沿いに地植えのアジサイを増やしていくことで、経費削減を行うと同時に、アジサイのシーズンになれば、訪れた方々がアジサイを親しみ、楽しんでいただけるような取組を進めております。(1)花壇、フワラーポットの花苗植栽でございますが、花苗植栽は春と秋に年間2回行っております。実施予定箇所ですが、1)道路花壇の花苗は下段の表に記載のとおりでございます。  4ページをお開きください。2)にはフラワーポットの設置箇所を、3)には南総合事務所、北総合事務所管内の主な花壇の箇所を記載しております。  次に、(2)花苗育成でございますが、道路花壇や地域の花壇などへ植栽する花苗の育成を自治会や福祉団体へ委託し、自治会などに配布しているものでございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  5ページをご覧ください。中央総合事務所管内の道路花壇とフラワーポットの位置図でございます。赤色が道路花壇を、黄色はフラワーポットを示しております。  次に、6ページをお開きください。北総合事務所管内の位置図でございます。  7ページには、南総合事務所管内の花壇の位置図を記載しております。  続きまして、債務負担行為についてご説明いたします。資料8ページをご覧ください。街路樹剪定・道路除草等委託について、令和4年度から令和5年度まで債務負担限度額1億2,080万円の設定をお願いするものでございます。本件につきましては、指定した区域内の樹木や雑草、花壇の管理を1つの契約で実施するもので予算の支出は、2.債務負担行為限度額の内訳に記載した4つのそれぞれの事業費により支出するものでありますので、予算審議の順番が一番早い本審議での一括審議をお願いするものでございます。1.債務負担行為の目的は、観光客が多く、落葉樹や花壇が多い平和公園周辺地区とまちなか周辺地区の2つの地区において、街路樹、公園樹木の剪定や道路、公園、河川の除草及び花壇の管理を一括業務として令和3年度から令和5年度の3年間で発注するものでございます。2.債務負担行為限度額の内訳には、4つの事業費のそれぞれの支出限度額を年度ごとに記載しております。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  次に、9ページをご覧ください。新たに実施する平和公園周辺とまちなか周辺の2地区の業務委託を発注するに至った経緯などについてご説明いたします。現状としましては、中央総合事務所管内においては、樹木剪定及び除草や花壇管理において年間約260件の業務委託を行っておりますが、次の課題に記載しておりますとおり、発注時期や回数が限定されることなどから、景観に配慮した剪定や市民のニーズに合った対応ができないこと、自治会による除草など高齢化により困難になっていること、発注件数が多く職員の業務の負担となっていることなどが課題となっております。そのため、次の対応方針に記載のとおり、区域を設定し、区域内の街路樹、公園樹木の剪定や道路、公園、河川の除草及び花壇の管理を1つの契約とする。試験的に中央総合事務所管内の平和公園周辺地区とまちなか周辺地区の2地区を選定し契約を行うなどを実施することにしております。これによってメリットに記載のとおり、適切な時期、適切な回数で剪定、除草ができ、より効率的な維持管理が期待できること、複数年、同一業者が継続して管理することにより、情報量が蓄積され、計画的な管理が可能となること、発注件数が減ることなどにより職員の業務量軽減が期待されることなどでございます。  10ページをお開きください。上の表には事業ごとの当初予算に占める2地区の事業費の割合を、下段には、年1回の剪定のため、枝葉を切り落とした状態となり、市民の方から景観に配慮していないなどのご意見がある剪定の状況写真を添付しております。  11ページと12ページには、2地区の位置図を添付しております。今後は、2地区について、地元や受託業者の意見を聞き、改善を図りながら他の地区へも拡大をしていきたいと考えております。私からの説明は以上でございます。 34 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 35 ◯梅原和喜委員 9ページの文言がちょっとどうかなと思ったんですけれども、課題というところに発注件数が多く、職員の業務の負担となっているって意味合いが負担となっているというのは増加しているぐらいでいいのかなと思うんだけれども、それはちょっと考えとってください。  あと、私もこの前、香焼のチューリップ公園、定期的に花の植え替えとか除草している、いわゆる高齢者の方がいらっしゃるんですね。私も定期的に応援に行っているんですけれども、その人たちは確かにここ数年、新型コロナウイルス感染症関係で香焼のチューリップまつりが開催できませんけれども、それはやはり下支えとなっているその雑草取りを自分たちの使命として、そういった香焼のチューリップまつりに来たときに、たくさんの方が喜んでいただけるんですよっていうその使命感で寒いときもやられているんですね。そのあたりも含めて地域にはその花をしっかり守っていこうというような、いろんな根づいている人がたくさんいらっしゃいます。  それと、地域で自治会の掲示板がありますよね。地元では自治会に花の苗を春と秋に送るっていうことで、自治会はその広報掲示板の下にプランターを設けて、それで花をその皆さんに見せようという自治会の方もいらっしゃいますので、そのあたり市民生活部と連携をして、自治会にもこういったことでこういった自治会がありますよということで、広く市民に花のある生活、花のある地域をつくっていくということも私は大事だと思いますので、ぜひ市民生活部と連携をしていただいて、これ小さいことから少しずつ増やしていくっていうことが長崎市内全体に行き渡ると思いますけど、そのあたりの施策も十分検討していただきたいと思います。 36 ◯出口地域整備2課長 今のご意見、皆さん、花をかなり楽しみにしておりますので、そういう市民生活部とも連携をしながら、花を飾れるところは飾っていきたいと思っております。  以上でございます。 37 ◯毎熊政直委員 まず、土木部にお尋ねしますけどね、財産管理費は何でこういう大事なところを説明せんと。これ30%も減っているたい、令和2年度と比べれば。財産管理費が何でこんだけ3,000万円近くも減ると。その理由は何ね。そしておまけに、街を美しくする運動推進費もこれも215万円減っている。これ街を美しくする運動あたりはもっとやはり広げていくようにしなければいけんやろ。何でこんだけ減額してさ、理由も説明も何もせんたい。 38 ◯川添用地課長 この3,000万円は、先ほど7,000万円ということで部長が説明をしましたように、用地課が代替地を購入する費用1億円が3,000万円減ったということでございます。これにつきましては、コロナ禍の中、非常に財源が厳しい中でここ最近の実績で言うと7,000万円でございまして、本当は余裕がもう少し欲しいところでございますが、そこをあえてこういう状況の中で削って3,000万円の減ということが大きな原因でございます。  以上でございます。 39 ◯毎熊政直委員 そいじゃ先ほどからさ、重点プロジェクトのときもいろいろ意見が出たけどさ、用地買収はこの街路事業での一番大きなポイントということで、あなたたちも自らもうそういう代替地も買わないと、財政課がそう言うとやったらそうですねって、自分たちの仕事が減りますからいいですよとしか聞こえんやかね。本当はこういう増やしてもね、土地取得特別会計当たりもっと大きく利用してでも早く早くやはり用地買収とか代替地の確保とかさ、代替地を要求される地権者の方もたくさんいらっしゃるから、あなたたちの姿勢で金額が減ったとも見えている。こういうのはおかしいよ、あなたたちは。  そして、もう1つ、街を美しくする運動推進費が減したとはこれは何ね。これ何で減ったとね。取り組む姿勢が後退したということ。 40 ◯竹内土木総務課長 先ほどご説明させていただきましたように、民有地緑化の補助を令和3年度から廃止といいますか、見直しをさせていただきたいという中で、この予算が220万円ほど令和2年度はございました。その分を減額させていただいて、廃止による令和3年度と令和2年度の差が200万円ございます。 41 ◯毎熊政直委員 状況を考えてほしいさ。市民はね今こうして外出も自粛し、いろんなそういう会食も極力控えてくださいという時期やろ、今からも今年もまだ、これがいつまで続くかね、従来の生活に、普通の生活に戻るためにはさ。そうしたらさ、土木総務課と総合事務所とやはり話をしてね、文化観光部あたりも入れてよ、そしてやはり今後長崎を訪れる人が長崎はやはりいろいろ草花もきれいにやはりしてあるねとか、これ長崎に住みたいという、住んでいる人たちもさ、こんなきれいなまちに花で飾ったきれいなまちにさ春夏秋冬それぞれあると思う。それで先ほどちょっと総合事務所のほうからね、今度モデル事業みたいな説明があったけどさ、そういう知恵を出し合ってさ、そしてやはり予算の有効活用をしてもらわないと、もうそのとき決められたことをしとけばよかよと。結局あと枯れてしまったら何も残らんやったじゃなくて、やはり訪れる人を住む人がさ、やはり長崎のまちはだんだんだんだん花がよくあちらこちら咲いててさ、やはりきれいなまちねとか住みやすいまちねと思うように少しでも実感が湧くような、効果が出るようなこのずっと街を美しくする運動ということでもう予算つけてきているけどさ、もう少しアレンジしてさできんとね。  これは長崎市はさ、企画部がなかけんこういう同じような事業ばてんでばらばらでやりよるのかどうか、そこら辺に原因があるのかどうか分からんけどさ、そういう横の協議というのはしている。 42 ◯竹内土木総務課長 私たち、まちなかに花や緑を増やすということにつきましては、先ほど梅原委員のほうからもございましたように、地域でもともと活動して、自治会を中心に活動していただいている方っていうのは数多くいらっしゃっていただいて大変感謝しておるところでございます。  一方で、この方々も結構高齢になっているというような現状もございます。私たちアンケートをいたしまして、過去1年間で花や緑に関する活動を何かされていますかというようなアンケートをしたときに、全体の4割の方は花や緑に関する活動をしていただいているというような状況ですが、6割の方はされていないと。年代別に見ます……〔発言する者あり〕 43 ◯毎熊政直委員 要するにボランティア、地域の方じゃなくて行政がさきちんとリーダーシップとって、この花の春夏秋冬をやはり横の連絡を協議をしてさ、先ほど中央総合事務所がそのモデル、平和公園周辺とまちなかとかそういう剪定とかね、街路樹の剪定とかそういうものは複数年度にまたがって、その専門業者に任して知恵を出してもらうというような説明があったけどさ、これもう遅きに失しとると思うようなことを、そして職員が忙しかけん、職員が今度剪定とか見れる職員がいなくなったせいやなかね。こういったとばきちんと育てていないけん。  そいけんもう複数年度任せようと。それはそれでいいけどさ、あなたたちも花もね、そういうふうにしてもう専門業者には一定任せてボランティアはボランティア、そしてその専門業者に任せるところは任せて、本当に花のあるまちにするためには、もう少し同じことを毎年繰り返すんじゃなくて少し知恵を出しよっとねって。縦横で話をして。そういう横の連絡はしていないならしていないでいいけど、そこの答弁してくれ。 44 ◯松浦土木部長 すみません、土木部提出の資料の5ページを見ていただきたいんですけれども、緑化推進事業の概要ということで、横開きのA3の資料がございます。  この中で、左側が土木部で右側が総合事務所というふうな形で連携をしているんですが、基本的には土木部のほうがソフト的な事業をして、総合事務所のほうが実際の花壇の植栽といったところをしておりますが、真ん中にちょっと連携という形で書かせていただいておりますが、実際に総合事務所で市の管理でやる部分とそれから自治会等を含めたボランティア団体にやっていただく部分もございます。ここのボランティア団体が真ん中のほうに書いておりますけれども、非常に平均年齢が高くなっておりますという実情がございますので、私たちとしては、ここはやはり若い人たちにもっと参加していただこうということで来年度からは少しそういった方々の参画を促すような取組を来年度からやろうとは思っております。  それと、民有地の緑化については先ほど減額ということでお話をさせていただきましたが、これはやはり緑化基金自体がもう枯渇状態にあるということで、財源も非常に不足しているという中で、それと申請件数自体がかなり減ってきているという実情もございますので、私たちとしてはより浅く広く支援を強化していこうと、緑化を広めていこうという取組を来年度からしようと考えておりまして、それを総合事務所がやっております花壇の管理につなげていければと思っておりまして、ここは総合事務所と連携しながら取組を今後も進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 45 ◯毎熊政直委員 要するに、今後も従来どおりやっていきますよということやね。お尋ねしたかったのは、出島メッセ長崎もできるとぞ。そして、このコロナ禍ぞ。そういう中であなたたちも知恵ば何か出してさ、長崎を訪れる人が少しでもちょっと変わったねとか、住む人もちょっとずつ変わってきているねって、一遍にはできないかもしれんけど積み上げていって、人がたくさん来るようなところを特に春夏秋冬の花で飾るとか、そういうおもてなしをするとかそういう感触をもって従来どおりのこんなグリーンキャンペーンとか、これもう業界に委託するだけやから同じことばずっと繰り返していくよりも、新しいまちづくりって、あなたたちでさっき重点プロジェクトで説明したやっかね。何もこれ知恵なかやかね。そういう知恵ば出し合ってさ限られた予算ば上げろって言っているわけじゃない。あなたたち減らしているけど、こういうところはある程度お金をかけていいじゃない。500万円を300万円に減らすんじゃなくて、従来の500万円でもいいじゃないの。そうすると市民の人だって喜んでやるよ。花があれば。少しでもね。  だから、そういう考えをもってこういう事業に取り組んでいただきたいと。それかここで中央総合事務所と土木部と、だからこういう守備範囲をばらばらにするけん、これまたかえっておかしくなっとぞ。訳分からん事業になってしまうやかね、こうなったら。  そして、総合事務所なんか見ればさ東長崎に人は住んどらんって思ってこの街を美しくする運動はゼロ。これ東長崎の人間は花なんか見らんと思っとっとね。税金払いよらんと。何で東長崎だけゼロにしたんですか。教えてください。1割以上住んでますよ。 46 ◯森尾中央総合事務所理事 東長崎のこの事業は立ち上がっていないということなんですけれども、この事業の立ち上がった経過が国体に合わせて緑を増やそうと。平成9年度からこの事業を立ち上げて行っているんですけれども、そのときに場所の選定をするときに施設をつなぐようなルートっていうのをまず大前提で定めていったということで、私は話を聞いています。  それで東長崎のほうがその中に、ルートがなかったものですから、そのルートとして形成されていないということで東長崎のほうに今この整備、事業自体がないということです。 47 ◯毎熊政直委員 それ理由の分からん、それが何の理由なのか分からん。大体東総合事務所来とらんとかな。何で恥ずかしかと思わんとよ東総合事務所、北総合事務所にも南総合事務所にも中央総合事務所は当然あるのに。これ自分たちの所管するエリアにさ花ぐらい少しずつでも咲かせていこうとかいうような考え湧かんとかな本当。本当これはね、私はこの予算認めん。認められんこれは。これ市民間に格差があるやかね、こういうやり方は。それを隠してまでこの予算編成でいいわけ。もう少しそこら辺を考えてもらいたい。だから、次回6月補正でも上げてくるようにして、ぜひしてもらいたいよ。  それと先ほど言ったモデル事業、平和公園周辺とまちなかね、本当にいいと思うけん。それでやはり森尾理事、ぜひ今度庁内でそれを今度見れる人、今頃剪定とかもう見る人いないじゃない。それおまけに総合事務所はもう分かれてしまって、こういう樹木の剪定とか街路樹とか見れる人がいなくなってしまう。これを業界に任せるということはいいことだけど、ややもそれがあなたたちは今度また経費をたたいてたたいていけば長崎の街路樹も悪くなるけんそこら辺はよくさ、やはり手をかけてもらう、そしてその周辺に住む人たちも緑化空間としてさ非常によくなったというふうな、きちんとあとで点数をつける採点委員会とかさ、そういうものを設けて業者間の競争もするように、そこら辺はせんばこれはただの一過性のものに終わってしまってはいかんけんね、そこら辺まで十分考えといてください。 48 ◯森尾中央総合事務所理事 まず、1点目の東長崎の植栽の話です。これについては再度、場所等も含めて東総合事務所のほうと確認を取らせていただきます。  2点目の街路樹の剪定ですけれども、これは委員ご指摘のとおり、専門職の方が以前はいたんですけれども、今はなかなかいないということもあって、写真で示しているとおり、もう一気にばっさり切るっていうのがこれまでうちの職員はまだしていないんで、それ以上のことがなかなか進められなかったというのが大きな課題でした。  今回、業者にお願いすることで、いろんな知恵が出てくるんだろうというふうに思っています。ですから、プロポーザルでする中でお金というよりは今回は仕様をちゃんと上げていただけるような業者を選定したいと思っておりますので、特に今回は平和公園地区とまちなか地区2者ございますので、この2者でうまく競い合ってもらって、いいまち、いい剪定をぜひしていただけるようなそういうふうなものを目指していきたいと。  あと、うちの庁内の中でもどういうふうな評価の仕方をするかっていうのもとても大事だと思いますので、それについても市内部だけではなくて外部まで入れて、どういうふうなやり方をするかっていうのを検討していきたいなと思っております。いずれにしても、業者の方がうまく能力を発揮していただけるような仕組みっていうのを今後、これ以外にもいろいろなのを考えてやっていきたいと思っています。  以上です。 49 ◯毎熊政直委員 ぜひね、それは1者1者じゃなくてグループで応募してもらうようなそういう仕組みをつくってください。そうしたほうがたくさん知恵も出るし、1つがどれぐらいの管理額になるか知らんけど、1者にするよりもやはり複数でしたほうがずっと仕事の合間合間、今日早く終わったからあそこの自分たちが管理しているところを少しでも肥料やりに行ったり剪定しに行ったりね、そういうのがずっと順次できるけん。1者でやったらある程度限られてくるけんさ、そこら辺はまだ業界の意見も聞いてさ、そういうふうにやったほうがなるだけたくさんの業者に仕事も行き渡るように、そしてまた、いい知恵が出るように、これをやはり成功させんと、これが失敗したらもうこういう方法は取れんということになるからね3年後。だから、今度十二分に危惧されるところよくよく吟味して、この事業をスタートさせていただくよう要望しておきます。 50 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほど業者の選定については、どういう方法がいいのかってなかなか難しいところがあって、1者にもう全て責任もっていただいたほうが責任関係明確になるかなということもありますし、多くの会社に参画いただいたほうが、いわゆる言われたとおりいろんな知恵が出るということもあるんだろうと思います。それについて、まだ実際発注するまで少し時間ありますので、ちょっと検討させていただきます。  いずれにしても、多くの知恵を出していただいて、いい景観にしていただけるようなそういうふうな業者を見つけていきたいと思っています。  以上です。 51 ◯吉原 孝委員 長崎のまちがフラワーでいっぱいになってすばらしいまちになれば大変ありがたいなと思っております。そのために、皆さんご努力をされていることに敬意を表したいと思います。  今回、3年間ですね、契約をしてやるということは非常に私はいいアイデアだと思います。その中で剪定の問題が結構地元からいろいろ要望が出ると思うんですが、例えばまちなかに住んどるから私の体験で言うと、夏の暑い時期にまだ日影が欲しいときにばっさりばっさり切ってしまってね、何のための街路樹か分からんぐらいの暑い思いをするということがあるからね。だからそういうこともね、やはり配慮して。それとか場所によってはほどほどに伐採をしてくださいとかね、ここはどんどん切ってくださいとかね、いろいろあると思うんですよね。そういう情報を今回3年間ね、同じ業者の方がされるということで一定の地域のニーズに対して理解が深まり、そしてまず地域のニーズに合わせた形の剪定ができるというようなことになればね、これは喜んでもらえると思うんですよね。  その剪定の問題について言いますとね、私は地域外ですけれどもね、北部のほうからよくナンキンハゼの剪定の問題を言われるんですよね。あれはやはり秋から冬にかけてあの紅葉をする姿をめでたいという人が多い中で、もう赤くなる前にもうばっさりばっさりやってしまって、もう裸同様のナンキンハゼになる。これじゃ何の街路樹か分からんという苦情が結構私のほうにも来るんですよね。これは市民の投書でもあっていると思うんですよね。  こういうこともね、今回3年間同じ業者の方がやられるということであれば、地元のご意見をよくお聞きになった形の中で、剪定についても考えていただけるということなので、これ今回こういう形で3年間同じ業者の方が同じ地域の剪定作業を行われるということについてはね、成果を期待したいと思いますので、このあたりは地元の皆さんのニーズを十分に把握した形で作業をしていただくことを要望しておきます。  それから、花とか苗の問題については、私も地元のほうで年に2回いただいておって、それを間伐材のフラワーポットに植え込んで地元であとの水の管理をよくしてということで、1回油屋町に来てみんですか、間伐材の中でいただいた花苗プラスアルファで地元商店会でも購入して、水をやっております。本当水をやるだけで何も言わんで育つんですよ。本当よく応えてくれます。だからこれは、やはり地元それぞれの方がやればいつもより楽しい思いをされるんじゃないかなと、豊かな心をお持ちになるんじゃないかなという気持ちがあるんですよね。  だから、アダプト制度をされて、それぞれの通りに、ここは何々企業、あるいは何々自治会、何々商店街が維持管理をしていますという標識ば前立てていましたよね。ところが立てとるところはね、これ本当に維持管理しとっとかなと思うようなそういうところもあるんですよ。だからねこれはやはり、せっかくアダプト制度、これ今アダプト制度どうなっているか分かりませんけれども、そういうふうなプレートを立てたら、少なくとも毎朝、夏場は特に水が必要で今はそうでもないですけれどもね、必要なのは水をやるだけでいいわけですからね。ただそういう協力をしていただく、それがまちの美化の草花の大きな要素になってくると思うから、まずこういうことも再度お願いしていく必要があるんじゃないかなという気がいたします。  それと、間伐材のフラワーポット、これも結構傷むんですよね。だからやはりこれは一定地元の要望を聞いて、ある程度の年月日がくれば腐れていますからね。だからこういうことも間伐材の活用でされているんで、情報も取っていただいて、要請すれば地元の人がいただきに行くんですよ。あなたたち持って来ないとは言わないんですからね。だから、そういうことで少しでも環境整備を図っていただくということも私は非常に大事なことじゃないかなと思っております。一応そのくらい聞いてみましょうかね。 52 ◯森尾中央総合事務所理事 まず、1点目の剪定のお話です。これはいつも言われているんですが、ナンキンハゼの下に住まわれている方々からはもうすぐ切れと。そこを通る方からはどうして紅葉を待てないかっていうことでよく言われて、新聞報道にも同じように市民の声でも何で残せないかという話がありました。  これは、もう数年来私たちのとても大きな課題でしたので、今回私たちが切るというよりは、スキルがある業者に切っていただけるんで、そこをこううまく、だから100%はできないかもしれないですけれども、どちらの意向も何か添えるような形でまずやっていけるような知恵を出してもらえんかなと今思っていますので、今回実際に試験的にやってみて、どういうところまでいけるかっていうことを検討していきたいなと思っています。  2つ目のアダプト制度ですね。アダプト制度については県がよく看板出されてよくされていますけれども、市のアダプトも環境部がもっていますけれども、そことの連携がまだうまくいっていないと思いますので、先ほどのご提案のアダプト制度との連携といいますか、言われるとおり看板出すだけで管理されている方のモチベーションが上がってくることもあると思いますので、そこはちょっと検討したいなと思います。  最後のフラワーポットですね。フラワーポットについては設置された経過がちょっと違うところがあって、1つは観光施設の周りを花を植えるためにしましょうっていうことで作られてあるフラワーポットと、車が駐車しないようにとか人が入らないようにっていうことで作られたフラワーポットがあって、なかなか管理の仕方についても私たちもとても課題になっております。  ただ、先ほどお話があった例えば観光施設の周りのフラワーポットなんかで、やはりちょっと見にくくなったところもございますので、そういうところも含めて、置いとくからにはちゃんとした管理をしていくっていうところも考えながら検討していきたいなと思います。  以上です。 53 ◯吉原 孝委員 よろしくお願いします。もう1つはグリーンキャンペーンですが、以前は松山の運動場でやっていましたよね。非常に花とか木とか花木、いろんな種類のものが展示されて、しかも広い敷地の中で品種も多かったし、それからサッカー場を駐車場として利用することによって、かなりあの当時はグリーンキャンペーンのお客様もそれから市内の需要も多かったんじゃないかなと思うんですよね。それが観光通りアーケードに移りましたよね。非常に場所としてはいいかもしれないけれども、しかし品種、数が非常に少なくなっているんですね。楽しみが半減したんじゃないかなと思うんですよね。これは私の感想ですけどね。  これが先ほどお話があった500万円か200万円だった理由の大きな要素じゃないかなと私は個人的に思ったんですが、観光通りでもいいけれども、少し街区を電車通りから古川町に広げる形でされるということも私は今後必要じゃないかなと思うんです。それはどうも今日の話では、あまりやるような気はなかったような気がするんですけどね。それは新型コロナウイルス感染症の関係があってかもしれませんけれどもね。もっとやはり、あるいは中央公園でもいいんですよね。ちょっと場所の広いところでやると。しかもそれはもう少し予算がかかるかもしれないけれども、予算も今後考えて一番最初に話があったそのグリーンキャンペーンの中での子どもたちとか、あるいは親子とかいろいろ関係して、コンクールをされたりとかされているのは十分分かりますけれどもね。もう少し多くの市民が文化のレベルが高くなってくると、家の周りとか家庭の中に花とか草を植えることによって、豊かさを感じていくというような、そういう流れになっていっていると思うんですよね。  だから、そのためにはやはり行政もそういうニーズに合わせた形も行政がやることによって行政に対する信頼関係が増していくということもあると思いますので、これは非常に大事なことじゃないかなというのが1つ。  それから、紫陽花まつりについては一時は眼鏡橋付近とかグラバー園とかいろんな場所でアジサイを展示して、非常に長崎の風物詩の1つとして紫陽花まつりをされましたが、最近は少し縮小されたような形の中で、ある意味ピンポイントでやっておられます。しかし、その中でも講習会など開くことによって少しでもそれぞれのご家庭で移植してもらって、そこでずっと楽しんでもらうと。花物あるところを摘んでね、その年は枯れてしまっても次ぽっともう今出ていますよね。非常に出ているということで、これからが楽しみなんで、そういう形で一度いただいたものが、しかもすばらしいそのアジサイをいろんなふだんの紫とか白とか赤ではなくて、もっといろんなバリエーションに富んだアジサイをいただいて、それを植えて次また咲かすという楽しみが非常に今私の地元でも多くの方でそういっていただいているんですよね。  だから、そういうやり方も私は必要じゃ、そうすることによって市内全域において、アジサイがその時期になれば花咲くということになれば、何も一番最初にあった紫陽花まつりみたいにしてやる必要もないんじゃないかなと。ただ、それでもやはりピンポイントとして眼鏡橋かいわいぐらいとかそういうどこか何か所かでやるという程度でいいんじゃないかなと思うんですが、そのあたりについてどう考えているのかと。そのときも専門家の方が来られて、そしていろいろ指導されるということが非常に有意義だったんですね。  それと、専門家については先ほどちょっとお話がありましたけれども、街路樹の剪定の問題とか、それから草花の植え方の問題とかグリーンキャンペーンをするので前は専門の方がおられて、いろいろとご指導されて、それを参考にして家庭に持ち帰って植栽をしとったということがあったと思うんですが、最近あまり見かけんような感じがするんですけれどもね。やはりその樹木医かあるいはそれに等しい人、それから花木、花については非常に詳しい人、そういう専門性のある方が行政の中にあって、いろんな場合に市民に対してご指導いただけるというそういう体制も必要じゃないかと思うんですよ。今いろいろ申し上げましたけど、ご答弁をいただきたい。 54 ◯竹内土木総務課長 グリーンキャンペーンについてお答えさせていただきます。グリーンキャンペーンにつきましては、ご指摘のとおり平成28年度からベルナードの観光通りのほうに会場を移しております。これは、グリーンキャンペーン実行委員会形式でやっておりまして、一緒にやっている仲間の高齢化によるものなんですけれども、松山でやるにはどうしても雨天に備えてビニールハウスというんですか、そのハウスを建てたりするような作業があったりする中で、実行委員会で話す中で、ちょっともう体力的にもきついというような話もございまして、そういった雨風の心配のないところに平成28年度から移させていただいているというような状況でございます。  そういった中で、ご指摘のとおり、松山のほうがいいというようなご意見もあるのも事実でございます。私たち毎回グリーンキャンペーンさせていただくときにアンケートを取らせていただくんですけれども、そういった中で樹木が少なくて寂しいとかいうようなご意見もございましたので、そういったご意見を踏まえて、新たに樹木の販売も果樹等の販売もさせていただいたりというようなことで、ご意見を反映させていただきながら、今後も皆さんに喜んでいただけるような花と緑が市民に広がるようなグリーンキャンペーンをやっていきたいと考えております。  以上でございます。 55 ◯出口地域整備2課長 紫陽花まつりについてでございますが、今ピンポイントで中島川でやっているのと、あとやはりアジサイですので、シーボルト記念館やはりあそこにはアジサイはということで来年度もそういうことでやりたいと考えております。  それと、地域の皆様のアジサイの件なんですが、これもアジサイを飾った後に必要であればそれを地域の皆様におあげして、それを剪定していただいて、また次の年に近くの道路に植えていただくとかそういうことでアジサイを育てていただければなと思っております。  以上です。 56 ◯毎熊政直委員 ちょっと竹内課長、認識不足。なぜ松山でしなくなったかという、樹木が出なくなったかというのは。以前はね、古賀植木園芸組合、それと長崎市造園協会、それからまたほかの造園組合、それぞれ参加費まで出して出ていたんですよ。ところがね花だけしか売れない。樹木は売れない、樹木は1回、畑から掘って松山まで運んでくる。そして売れない、持って帰ってまた植え直さないとならないということで、全然その出した生産者がこれじゃもうお金まで出して、そして水かけとかしょっちゅう行ってね、それでこれではペイできないということで何ならもう植木のほうは、樹木のほうは引いて花だけになったけど、花き園芸組合も何とかその造園のほうも出てくださいというふうなことやったんだけど、やはりもうそれじゃ全くペイできないし、労力だけ提供するという格好になるから撤退したわけたいね。  だから、今のような意見が出たら、また改めてそういうところとも協議をして、どうすれば一緒に植木と樹木と出してもらえるような方法がないのかどうか。改めてそういう人たちに関係者にやはり協議をするべきよ。高齢化じゃなかと。若手いっぱいおる植木屋は。そんでそこら辺はちょっと協議をして、また時期的にもう五、六年たってきているけんさ、やはりそこら協議する、まずそこら辺もちゃんと勉強して今の質問に答弁せんば。 57 ◯竹内土木総務課長 グリーンキャンペーンの実行委員会の中には、ご指摘のとおり長崎市造園協会の方もいらっしゃいます。長崎市造園協会に限らずそういった方々のご意見もお伺いしながら、よりよいグリーンキャンペーンをやっていきたいと考えております。 58 ◯中西敦信委員 私もこの街路樹の剪定と除草に関わってお尋ね2件ぐらいしたいんですけれども、要は今回2つエリアで上がっていますけれども、ほか今回モデル地区で広げていくかどうかっていう方向性も示されましたが、この3年間の中でも、要は今回エリアから外れているところへの影響というか、やはりいろんな業者がやっていたのが2つのエリアで基本的に固定された業者にお願いするってなれば、よりこのエリア以外も小まめに除草されたりとか剪定されたりとかっていうような前向きの効果というか、予算的にもそうなっているのかどうか。そういう理解をしていいのかどうか1つお尋ねしたいんですけれども、いかがでしょうか。 59 ◯出口地域整備2課長 この2地区以外の除草等々についてでございますが、資料の10ページをご覧いただきたいと思います。ここに割合を書いておりますが、1)の令和3年度の予算に対しましてこの2地区でするのが40%ぐらいですので、あとの残りは通常にやっている他の地区の除草ですとか剪定とかをやっていきますので、特にこれをしたからといって除草をしなくなるとかっていうことでなくて、今までどおり除草はやっていきたいと考えております。  以上です。 60 ◯森尾中央総合事務所理事 それに合わせて、これ以外の地区に対する課の展開のお話です。  今私たちはこの2地区はまず3年間で検証しようと思っていますけれども、3年より前にほかの地区、例えば北部地区、南部地区とか東部地区とか街路樹がやはり多いところがございますので、それについてもできたら早めに1回してみて、同じような課題整理というのもしたいなと思っています。  それで、3年後に今度は区域とか、あるいは3年間が本当にいいのかとか、もうちょっと区域の設定の仕方が別のほうがいいんじゃないかとかいう議論をちゃんとさせていただいて、市内全域で拡大できるところ、それとか拡大できないところをちゃんと整理した上で広げられるように検討し、評価をしていきたいなと思っております。  以上です。 61 ◯中西敦信委員 今、課長からはこれまでどおりっていうことでしたが、昨日のやつでも生活道路の自治会要望の対応ありましたけれども、雑草というかそういう除草についてもやりますよって言っていたのが、なかなか今年なかったねみたいなのがないこともないわけですよね。そういったのが今回のエリア2つでやることで、専門というかそこを担当される業者は決まっていく中で、そういうところ平和公園とかまちなかやっていた業者が、よその地区のいろんなそういう仕事もやりたいなっていうので、業者が見つからなくてできないっていうようなケースが減っていって、より進捗というかスムーズに要望に応えられる状況が生まれてきたらいいなと思っていたんですよ。これまでどおりとかじゃなくて。お金もあるからどうなのかあれですけれども、そういうような業者がスムーズに決まっていく中で、より地域の要望がスムーズに実施されていくことはあり得るんじゃないかなって思ったんですが、そういう点で今までどおりだとちょっとどうなのかなと思ったんで、そういう方向でやはり行っていただきたいなと要望しておきます。  それと、街路樹の在り方というかそのものも、街路樹のどういったものを植えていくのかどうかについても考えていただきたいなと。切るだけ管理だけじゃなくて新しいものに変えていく中で、より維持管理しやすいものを植えられないかということもやはり考えていく必要があるように思うんですけれども、そのあたりも何年間かの維持管理の中で検討されていくのかどうか、お尋ねしたいと思います。 62 ◯森尾中央総合事務所理事 この街路樹の剪定の管理と合わせて、街路樹がどうあるべきかというのを各路線ごとに、もう大木になり過ぎてなかなか管理が難しくなっている。あと台風がきたときに倒れるという事例も去年もございましたので、全体的にはやはり本数をどういうふうな数にしていくかという話と、あと植え替えについても、今各路線ごとにある程度の考え方を示しています。それを各自治会ごとにお話をさせてもらって、協議が整ったところはそういうふうに減らす、あるいは樹木をかえるということにも今、昨年ぐらいから取り組み始めたところでございます。  これが進んでいけば、もうある街路樹についてはちゃんと適正に管理できるっていう体制を整えていきたいなと。今までは街路樹が多過ぎて管理のほうに手が回らないということがございましたので、今後適正な規模にして管理はちゃんとするというようなことに展開していけたらなと思っています。  以上です。 63 ◯山本信幸委員 緑化推進事業の分で、これは土木部の分で説明資料の5ページの分で一覧表になっとるわけなんですが、これでは先ほど土木部の話の中で、住宅緑化の部分が減っとるということやったから、これについては周知とか前は建築指導課などで建て替えとかもこういう事業がありますというような話をしよった。こういう周知関係もね、あるっちゃなかかなと思うとばってん。そういう減った理由なんか検証しよっとね。 64 ◯竹内土木総務課長 緑化補助につきましては、年々減ってきておりまして、私たちも周知が不足しているんじゃないかということで、住みよかリフォームの説明会であったり、あるいは植える機会っていうのが家の新築の機会が多いということから、そういう開発等があったときにはそこの方々に対しても周知を図っておったところでございます。ところが、それでもなかなか増えなかったようなところでございます。  実際受けていただいた方にアンケートを取ったところ、どうしても補助金になりますので、完納証明とか取るのが大変であるとか、どうしても外構なんで一番最後の段階で、もう時間のない中で対応するのが難しいというようなご意見もございました。  以上でございます。 65 ◯山本信幸委員 そいけんね、いわゆる使いにくか補助金というような形があると思うんですよね。それやったらそういう苗木ばやって、あとは自由にやってくださいというほうがよかと思う。そういう意味でいくとね、これ土木部と総合事務所と分かれて事業形態が今それぞれの事業ばしとるばってん、これワンストップ型っていうてどっちかの所管がするようなことも事業は考えたほうがよかと思うんですよ。ただ、グリーンキャンペーンなんてみどりの課が昔はしよったわけで、そこがしっかりしよったことも考えてね、そういうとこ踏まえながら全体をもう一遍ワンストップ型にするというようなことを検討していったほうが私は分かりやすいと思います。  もう1つはね、先ほどの今度中央総合事務所のこれは10ページなんだけれども、平和公園周辺地区、これはありがたくも私の住んどるところがどっぷり入っとる。非常にありがたい。これは本当に住んどるもんから言わせてもらうと、もう今年は毛虫が多くて大変やった。その時期は何かといったら結局災害が多くて手が回らんで、伐採の木を剪定する時期が遅れた。そうすると通常よりも多かったわけ。そもそもナンキンハゼやったから毛虫はつく。だからその時期というのはやはり考慮して、こういう形っていうのは非常にいいから、それと検討してもろうて各地域についても毎年毎年検討をしっかりやってもろうて、この途中でも他地域にこれはできないかどうかもしっかり検証していただきたいと思うんですけど、いかがか。 66 ◯出口地域整備2課長 確かに今年度は、災害等でなかなか街路樹まで切ることができかなったということは大変申し訳なく思っております。委員言われますとおり、先ほど理事も申しましたように、ここの場所だけじゃなくて、今後ほかの場所も検討しながらやっていきたいと思っております。
     以上です。 67 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者の方にお願いなんですが、挙手がこのつい立てで見えないんですよ。ですから、声を発していただきたいんですが、よろしいでしょうか。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後0時6分=           =再開 午後1時8分= 68 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 69 ◯片江まちづくり部長 第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。予算説明書は146ページ、147ページをお願いいたします。  まちづくり部所管分は、146ページ下段の目の欄2.住居表示費の全部でございます。その額は、委員会提出資料のまちづくり部予算一覧をご覧いただきたいと思うんですが、その4行目に記載のとおり、予算額318万8,000円で、前年度当初予算額に対しまして1万5,000円の減となっております。  事業の主な内容といたしましては、星取2丁目など設置後20年を経過し、古くなりました街区表示板の取替業務委託等を実施するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 70 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時10分=           =再開 午後1時13分= 71 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。 〔審査日程について協議した結果、次に予定して いる第4款第2項の審査に出席予定の理事者が他 の委員会に出席しているため、本日予定している 第4款第3項以降の審査を繰り上げて行うことに 決定した。〕 72 ◯永尾春文委員長 第4款衛生費第3項上水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 73 ◯濱田業務部長 議案書の予算に関する説明書208ページ、209ページをお開きください。  第4款衛生費第3項上水道費第1目上水道費、説明欄1.繰出金の1.水道事業会計繰出金2億8,249万4,000円についてご説明いたします。説明は、上下水道局作成の委員会資料にて説明させていただきます。  1ページをお開きください。1.概要でございますが、この繰出金は地方公営企業の経営の健全化を促進し、その経営基盤を強化することなどを目的として国が定めた繰出基準に基づき、一般会計から水道事業会計に対し、繰り出しを行うもので、当該繰出金については一般会計の歳入である地方交付税において、一定考慮されることとされております。次に、(2)財源内訳でありますが、事業費、すなわち繰出金の財源は、地方債が1億2,760万円、一般財源が1億5,489万4,000円となっております。  次に、資料の2ページをお開きください。前年度予算との比較を記載いたしております。まず、表の上段、補助金でありますが、企業債利息や児童手当に対する繰出金で、補助金の合計は、補助金計1)に記載しておりますとおり、3,097万4,000円で、前年度に比べ443万4,000円の減となっております。これは、企業債利息において、元利均等方式で償還している企業債の償還が進み、利子償還金が減少することなどによるものでございます。次に、表の下段、出資金でございますが、未給水地区無水源簡易水道事業、耐震化事業、企業債償還金に対する繰出金で、出資金計2)に記載しておりますとおり、2億5,152万円で、前年度に比べ、1億955万8,000円の増となっております。これは、基幹水道構造物の耐震化事業において、つつじが丘配水槽築造工事等の事業費が増加すること及び水道管路の耐震化事業において、耐震性が不足している管路の布設替が増加することなどによるものでございます。以上により、補助金及び出資金を合わせた水道事業会計への繰出金の合計は、表最下段に記載のとおり、2億8,249万4,000円で、前年度に比べ1億512万4,000円の増となっております。  説明は以上でございます。 74 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第6款農林水産業費第1項農業費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 75 ◯濱田業務部長 議案書の予算に関する説明書212ページ及び213ページをお開きください。第6款農林水産業費第1項農業費のうち、上下水道局所管分についてご説明いたします。210ページからの第3目農業振興費のうち、213ページをご覧いただいて、説明欄の4.農業金融対策費の4.農業集落排水事業水洗化資金利子補給補助金3万8,000円でございますが、これは水洗化するための資金を金融機関から借り入れた方の利息負担分を軽減するものでございます。  同じく213ページ説明欄の5.農業振興費負担金・補助金の5.農業集落排水事業水洗化促進費補助金、52万円でございますが、これは経済的な理由から水洗化が困難な世帯に対しまして、排水設備工事費の一部を助成することで、農業集落排水区域内の水洗化率の向上を図るものでございます。  続きまして、212ページの第4目土地改良費のうち、215ページ説明欄の3.繰出金の1.生活排水事業特別会計繰出金(農業集落排水)3億1,407万9,000円でございます。内容につきましては、上下水道局作成の委員会資料で説明させていただきます。  委員会資料の3ページをお開きください。生活排水事業特別会計繰出金(農業集落排水)でございます。これは、生活排水事業特別会計の農業集落排水事業分における維持管理費を賄うため、一般会計から繰出を行うもので、(2)内容欄に記載のとおり、歳出4億114万3,000円に対しまして、使用料などの歳入8,706万4,000円で賄うことができない分を補填するものでございます。農業集落排水事業にかかる繰出金につきましては、水洗化の促進などにより歳入の増加を図るとともに効率的な運営により歳出を抑制するなど、極力その縮減に努めてまいりたいと考えております。  次に、債務負担行為でございます。恐れ入りますが、予算説明書にお戻りいただき、342ページ及び343ページをお開きください。上から5段目に記載しております農業集落排水事業水洗化資金利子補給は、令和3年度に新規借入れを行った方に対する利子補給補助を、以後5か年にわたって行うため限度額、期間等を設定しております。  説明は以上でございます。 76 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第6款農林水産業費第3項水産業費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 77 ◯濱田業務部長 第6款農林水産業費第3項水産業費第2目水産業振興費のうち、上下水道局所管分についてご説明いたします。  議案書の予算に関する説明書は224ページ、225ページでございます。225ページの説明欄の2.漁業金融対策費の3.漁業集落排水事業水洗化資金利子補給補助金4万8,000円、3.水産業振興費負担金・補助金の4.漁業集落排水事業水洗化促進費補助金52万円でございますが、先にご説明いたしました農業集落排水事業水洗化資金利子補給補助金及び水洗化促進費補助金と同様に水洗化率の向上を図るため、漁業集落排水区域内の方を対象に補助を行うものでございます。説明欄の4.繰出金の1.生活排水事業特別会計繰出金(漁業集落排水)1億1,231万6,000円でございます。内容につきましては、上下水道局作成の委員会資料でご説明させていただきます。  資料の4ページをお開きください。生活排水事業特別会計繰出金(漁業集落排水)でございます。生活排水事業特別会計の漁業集落排水事業分において内容欄に記載のとおり、歳出1億6,274万5,000円に対しまして、使用料等の歳入が5,042万9,000円で賄うことができない分を補填するものでございます。漁業集落排水事業にかかる繰出金につきましては、水洗化の促進などにより歳入の増加を図るとともに、効率的な運営により歳出を抑制するなど、極力その縮減に努めてまいりたいと考えております。  次に、債務負担行為についてご説明いたします。予算説明書にお戻りいただき、342ページ、343ページをお開きください。上から6段目に記載しております漁業集落排水事業水洗化資金利子補給は、農業集落排水事業水洗化資金利子補給と同様に、それぞれ限度額、期間等を設定しております。  説明は以上でございます。 78 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 79 ◯毎熊政直委員 今の農業集落排水も漁業集落排水も一緒ばってん、過去の経緯を言えば、上下水道局が一緒になったときに下水道の分でその前も大体一般会計から農業集落排水も漁業集落排水もつくったんだろうけど、今この繰出金、これ今上下水道局になってから農業集落排水も漁業集落排水も大体今少しは利用率上がったとや。 80 ◯濱田業務部長 今86.1%、農業集落排水でですね。漁業集落で88.4%で集落排水事業の合計で86.9%の普及率になっております。私たちもこの部分につきまして、もう少し水洗化率を向上したいという形で、皆さんに声かけをさせていただいたりとかという努力のほうは今後とも引き続き行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 81 ◯毎熊政直委員 しかし、88%ぐらいになって、今漁業集落排水のほうも1億1,200万円。これは赤字。これが100%になったって、これあまり変わらんやろ。ということはもう最初からずっとこの漁業集落排水に関しては、今後もずっと一般会計のほうから繰り出しは続けていかないと続いていかないというようなことはもう致し方ないというふうに判断せんばいかんとかな。 82 ◯野瀬上下水道局長 今毎熊委員がおっしゃっているように、農業集落排水、漁業集落排水については構造的に非常に規模に対して利用する方がやはり人口密度が少ないということで、構造的には赤字構造ということでなっております。  ただ、これは利用料金を上げて取るということになると、普通の市民の方、下水道使用料と比べて農業集落排水、漁業集落排水を利用している方だけ高くなるということから、現在のような繰出金をいただいてということになっております。しかしながら、これについては、もっと経営的な努力をすべきだということで、上下水道局のほうに移管したと。これは議会からの過去の指摘もあっております。我々が今現在やっているのは、水産農林部にあるときには資産管理っていうのもなかなか専門の職員がいなかったので難しいということで、今我々、水道、下水道と一緒にこの農業集落排水、漁業集落排水についてもアセットマネジメントの中でデータを入れて、効率的な予防保全を兼ねた資産管理をするというのは1つ。  それから、今後、農業集落排水と漁業集落排水の処理場で処理するのではなくて、もっとスケールメリットをつくっていくために公共下水道のほうにつなげるものはつなげていくという部分を中長期的な計画を今、まさに進めようとしているところでございますので、経営的感覚をもって今後進めていきたいと考えております。  以上でございます。 83 ◯毎熊政直委員 農業集落排水、漁業集落排水はそれぞれのこの施設の性格からいってさ、なかなか採算に合わんということは最初から、つくるときから想定されとったことやけん、今度更新時期になったときには今言うように公共下水道にどっかでつなぐ部分はつないで、もうそっちのほうで処理していくというふうなことをぜひ考えていてください。  もうそして、当然今から農業集落排水、漁業集落排水の水洗化はあり得んと判断していいわけやろ。 84 ◯野瀬上下水道局長 既にできているところについては、利用は高めていただくと。しかし、新たに農業集落排水、漁業集落排水という新たな処理場をつくってという部分については、もうこれは合併処理浄化槽、ここも小さな下水処理場と言われているぐらい、かなりレベルが上がってきていますので、今後はもう合併処理浄化槽これを使っていただくということで、環境の負荷を落としていくということに努めていくと。これは環境部と連携して取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 85 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第4目公共下水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 86 ◯濱田業務部長 下水道事業会計繰出金についてご説明いたします。議案書の予算に関する説明書260ページと261ページをご覧ください。  第8款土木費第5項都市計画費第4目公共下水道費、説明欄1.繰出金の1.下水道事業会計繰出金44億9,697万8,000円についてご説明いたします。説明は上下水道局作成の委員会資料でさせていただきます。  委員会資料の5ページでございます。まず、1.概要でございますが、これは水道事業と同じく国が定めた繰出基準等に基づき、一般会計から下水道事業会計へ繰り出しを行うもので、当該繰出金については、一般会計の歳入である地方交付税において、一定考慮されることとされております。次に、2.財源内訳でございますが、事業費、すなわち繰出金の財源は、その全額が一般財源でございます。  次に、資料の6ページをお開きください。前年度当初予算との比較を記載いたしております。まず、表の上段、負担金でございますが、これは雨水処理に要する維持管理費や汚水に係る経費のうち公費で負担すべきものなどに対する繰出金で、負担金の合計は、負担金計1)に記載しておりますとおり、22億3,318万9,000円で、前年度に比べ6,117万6,000円の減となっております。これは、中ほどの汚水公費負担金において、企業債の償還が進み、対象事業費である元利償還金が減少することなどによるものでございます。次に、補助金でございますが、水洗便所の普及促進を目的とする補助金ほかに対する繰出金で、補助金計2)に記載しておりますとおり、2,008万1,000円で、前年度に比べ558万1,000円の減となっております。これは、水洗便所改造費に係る補助件数の減少が見込まれることによるものでございます。次に、出資金でございますが、これは、企業債元金や雨水処理に要する資本費ほかに対する繰出金で、出資金計3)に記載のとおり、22億4,370万8,000円で、前年度に比べ6,912万3,000円の減となっております。これは、雨水建設事業において対象事業費が減少することによるものでございます。以上により、下水道事業会計への繰出金の合計は、最下段に記載しておりますとおり44億9,697万8,000円で、前年度に比べ1億3,588万円の減となっております。  説明は以上でございます。 87 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時33分=           =再開 午後1時46分= 88 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第7款商工費第1項商工費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 89 ◯片江まちづくり部長 第7款商工費第1項商工費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。予算説明書は236ページ、237ページをお願いいたします。まちづくり部所管分は第4目の観光費に係る分でございます。237ページの説明欄の中段よりやや下のほう、4の夜景観光推進費の2.観光施設等ライトアップ事業費の一部、次に、2枚めくっていただきまして、240ページをお願いいたします。  240ページ及び241ページに記載がございますが、241ページ、説明欄の12.【補助】都市構造再編事業費の1.夜間景観整備で、その額は、委員会提出資料のまちづくり部予算一覧の7行目に記載のとおり、予算額が4,080万円で、前年度当初予算額から967万7,000円の増となっております。  主な事業の内容につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当室長よりご説明差し上げますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 90 ◯嶋本景観推進室長 第7款商工費第1項商工費第4目観光費についてご説明いたします。まちづくり部提出の委員会資料2ページをお開きください。表の事業名の欄に記載の【補助】都市構造再編事業費夜間景観整備でございます。予算額は4,080万円でございます。1の事業概要でございますが、夜景のさらなる魅力向上を図るため、環長崎港夜間景観向上基本計画に基づき、夜のまち歩きを楽しんでもらうための中近景の夜間景観づくりや稲佐山などから見る夜景の魅力を高めるための遠景の夜景磨きの2つの視点で夜間景観の整備を行うものでございます。総事業費は、3億300万円で、事業期間は令和2年度から令和7年度までです。2の令和3年度事業内容でございますが、(1)夜間景観照明施設整備工事としまして、まず、ア.館内・新地エリアにおきまして、福建会館の山門と湊公園内にある中華門をライトアップする工事を行うものでございます。ページ下段位置図の赤丸のところが工事箇所となります。また、グレーの箇所は整備が完了しているところを、黄色は令和4年度以降に整備を予定している箇所を示しております。  3ページをご覧ください。ページ上段に予定箇所の現況写真を掲載しております。次にイ.中島川・寺町エリアにおきましては、中島川公園の眼鏡橋から魚市橋までの欄干にテープライトを設置するとともに、回遊路となる出来大工町桶屋町線の街路灯を新設及び改修する工事を行うものでございます。ページ中段の位置図の赤色で着色しているところが工事箇所であり、出来大工町桶屋町線は大井手橋から馬町交差点に至るまでの区間でポール型の街路灯の新設及び改修と腰高ぐらいの高さとなるボラード灯の設置を行うものでございます。ページ下段は予定箇所の現況写真を掲載しております。  4ページをお開きください。次に(2)夜間景観照明施設実施設計でございます。東山手・南山手エリアにおきまして、旧香港上海銀行長崎支店記念館と長崎教会をライトアップするための実施設計を行うものです。ページ中段の位置図の赤丸のところが実施設計の予定箇所であり、ページ下段には現況写真を掲載しておりますのでご参照ください。  5ページをご覧ください。3.整備スケジュールには令和3年度から令和7年度までの各エリアにおける事業規模及び整備の時期を示しております。次に、4.財源内訳につきましては記載のとおりです。  説明は以上となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 91 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 92 ◯山本信幸委員 ちょっと確認なんですけど、街路灯のところのボラード灯ですか、こういうのの決め方、これどういうふうな形で決めていくんですかね。 93 ◯嶋本景観推進室長 先ほどのポール灯とかボラード灯の決め方につきましては、先ほど申し上げましたけれども、環長崎港夜間景観基本計画に各エリアのコンセプトというものがあります。そのコンセプトに沿って景観専門監等と協議を行いまして、デザイン、機種等を設定していくということになってまいります。 94 ◯山本信幸委員 私が言っているのはそういうことを言っているんじゃなくて、要はメーカーとかそういうものがあるでしょうと。いわゆる既存品を造るのか、デザインを最初から起こして造るんですかと、デザインを最初から起こしたら、かなり高額になるもんやから、既存のメーカー品のやつをね、大多数あるものを使ってやるんですかと、そういうことを言いよる、方針は分かっているんですよ、どっちなんですか。 95 ◯嶋本景観推進室長 街路灯の整備につきましては、区間限定のところもございますけれども、全戸に既にデザイン灯とかある通りにつきましては一連の流れということで、既存のデザイン灯を設置していくということになってまいります。  新規の場合は、まずはカタログに、そういったコンセプトに合うようなものがあるかどうか。そちらを見まして、ある場合は、そのカタログで設定していくということになってきます。基本的にはカタログ、今、製造されているものをベースに設定をしていっているというところでございます。 96 ◯山本信幸委員 街路事業などでは新設から、最初から起こした場合にね、非常に高くなって、それを昔はやっていたんだけれども、そうじゃなくて、既存のやつを使うとなってまいりました。だから、その分は既存のやつを使うと、メーカーは、これ決まり込んでくるので、平等性を持ってね、ちゃんと平等性を持った形で選んでいただきたい。その分だけは意見として申し上げます。  以上です。
    97 ◯梅原和喜委員 4ページのですね、(イ)のところで、旧香港上海銀行長崎支店記念館、これもライトアップするということで、私も、毎日ここを通ってきていまして、歴史的な建造物でもあるし、結構大きい建物なので、稲佐山からもよく見えると思うんですが、今、理事者のほうで、どのような考え方を、どのようなライトアップ方法を考えていらっしゃるのか、そのあたり、お持ちであれば教えていただきたいと思います。 98 ◯嶋本景観推進室長 旧香港上海銀行長崎支店記念館のライトアップにつきましては、既に今、ライトアップはされています。ただ、ナトリウム灯であったりとか、オレンジが強かったりとか、白い水銀灯、白い照明もまぶしかったりとかというようなライトアップがされております。そういったところですね、まぶしさというところはグレアというんですけれども、そのあたりを抑えて、きちんと、この建物の色味的なものをしっかり出すような、しかも軒裏あたりも、今回はしっかり照らして、色と形が夜でも見れるような形のライトアップをする予定になっております。 99 ◯梅原和喜委員 この旧香港上海銀行の前には何も建物もないのでですね、確かに際立った夜景、スポットになると思いますので期待をしております。  それから、これ遠景の夜景磨きということ、今から整備されると思うんですけれども、稲佐山から見たときに、そのいわゆる位置関係が分かる、説明図とかは、その観光客に分かるように、また、整備されるということでよろしいですか。 100 ◯嶋本景観推進室長 遠景の夜景磨きの件につきましてですけれども、既に稲佐山からは西坂方面にハートの演出照明、それと風頭方面には星座の演出照明を昨年の10月、点灯式後やっております。途中、新型コロナウイルス感染症の影響で1か月ほど消していたというところございますけれども、現在は8時から10時までの間、演出しています。  それと稲佐山からスマホあたりでかざすと、ARというのを既に観光のほうでアプリを制作してやっています。確かにアプリをかざすと、西坂方面をかざすとハートがありますよとか、風頭方面へ行くと星座がありますよという紹介があります。そこをタップしたら、詳しい星座の形を解説しているようなアプリが、今現在、運用されております。  以上でございます。 101 ◯梅原和喜委員 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために観光客の方も、なかなかおいでになる機会が少ないと思うんですけれども、議員の中にも今まで夜景サミットにも結構足を運んで、例えば函館、札幌、北九州だったりとか、海外では上海だったりとかですね、北九州なんかは工場の、例えば若戸大橋とか、工場群のライトアップを含めて、やはり長崎に追いつけ追い越せということで、やはりライバル視しているんですけどね。  長崎の夜景磨き、磨けば磨くほど、また、観光客にも、また長崎市民にも誇りの持てる夜景になると思いますので、文化観光部と連携を取っていただいて、世界新三大夜景、これ日本新三大夜景、稲佐山からの夜景、それから、鍋冠山からの夜景、いろんな方面から楽しめる夜景になることを市民の皆様も期待されているだろうし、1回来られた方も、あっ前回とまた違って、また違った魅力あるなということが分かるような、発信も含めて夜景磨きには努力を続けていただきたいと思います。  以上です。 102 ◯毎熊政直委員 これは、この事業の前倒しというのは、やはり無理かな、5ページのスケジュール、予定表を見ているんだけど、一番やはり観光スポットである東山手・南山手エリアがさ、令和7年さ、完成がね。これをもう少しでも、1年でも早く完成できるように、もう逆に遠景はあと県と協議せんばいかんだろうから、これまた、県との協議は時間を要するけんね、その水際、なかなか難しいかもしれんけど、先ほど言うように、なるだけ早くしていって、ウィズコロナ、ポストコロナ後の長崎のやはり、長崎に行ってみたいなという気持ちになってもらうためには、これを早く完成させるべきですよ。そうすると、あの南山手辺りでもさ、夜の散策とかね、これ中近景やろうけん、そういうことになって、長崎に泊まって、長崎の、こういう夜景を見たいという長崎に訪れる目的の1つにしてもらうためにもさ、早く完成させるというのが必要と思うんだけど、やはりどうしても、これだけ時間がかかると。 103 ◯片江まちづくり部長 今、毎熊委員からご指摘のあった件、もっともなことだと思っております。やはり人目につくところほど、早く仕上げて、長崎はこうなりましたと、アピールにつなげていきたいと思っております。その辺につきましては、ちょっと事務方とも協議してですね、何とか早くできないものか、それは検討させていただきたいと思います。  それと、もう1つ、この夜景整備に関しましては、全てが全て行政がやるというのは、なかなか難しいところがございますので、今、我々は、その視点に立ってですね、例えば駅のところで、例えば新幹線の駅舎とか、在来線の駅舎もですね、幕の屋根を採用したのは、下から光が映えて夜景に貢献するということもあって、あの採用をしております。  それから、今後、新しくできるJRの新駅ビルに関しましても、ぜひ、これは夜景に貢献する照明をしてほしいということで要望して、彼らはやるというふうなこと言われております。今後も、そのスタジアムシティであるとか、この夜景のスケジュールの動く中でも、民間の大きな建物も稲佐山から見える範囲の中、出てきていますので、その中でも民間の方にも夜景の向上に貢献していただくように、我々は働きかけを行って、全体で夜景がどんどん魅力アップしていくような方向で取組を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 104 ◯奥村修計委員 ちょっと文化財課がいないので、ちょっとお話が。実は夜景の唐人屋敷なんかが、非常に夜景はきれいなんですね。でも現実、福建会館は、この前改装しまして、市が1億円ですかね、補助金出していますけど。ほかの参道は市の財産であってね。外観もあんまり昼見ればよくないんですね。お堂の中も、ほとんど整備されておらん。だから、昼の顔と夜の顔が全然違うようなね、感覚がするんですよ。だから、この辺の夜景のそれでは、何も言いませんけど、ぜひ、その文化財課とよく連携取ってさ、夜ばっかりじゃなく、昼も結構多いわけですから、昼のお堂の中がですね、全然、昔からのはそのまま、もう仏像が置いてあるところもそのまま、それで結局、非常にほこりがたまっている。これではやはり、せっかくするならば、観光客を呼ぶならね、ここらのランタンではろうそくを皆するんですけれども、本当、夜の顔と昼の顔が違うというのがありますので、文化財課とよく話して、このお堂の中の整備もね、参道の整備を早くしてもらいたいということはですね、これは要望しておきますので、文化財課とよく協議されて、やっていただきたいと思っております。 105 ◯川原まちづくり部政策監 唐人屋敷の顕在化に当たりましては、このお堂の活用というのが、やはりとても重要でございます。土神堂前の広場の整備等も今後、考えてまいりますけれども、今、ご指摘ございましたように、お堂の中も、きちんと人が来て見れる、楽しめる、感動できると、そういったものが必要だと思いますので、文化財課とも、そういう話をしながら進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 106 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時4分=           =再開 午後2時4分= 107 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に第4款衛生費第2項清掃費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 108 ◯森尾中央総合事務所理事 第4款衛生費第2項清掃費のうち総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず、委員会資料の1ページをご覧ください。総合事務所提出の委員会資料の1ページでございます。第2項清掃費のうち総合事務所所管分については、行番号5に記載しています967万6,000円で、昨年度と比較して14万9,000円の減となっております。  次に、予算説明書の204、205ページをご覧ください。第2目ごみ処理費のうち、総合事務所所管分は説明欄下段の4.ごみ最終処理費のうち、3.さくらの里維持管理費でございます。さくらの里は三京クリーンランド埋立処分場の環境整備の一環として市民の憩いの場とするために整備されたもので、主に桜の植栽や大芝生広場、テニスコート、遊戯運動広場、駐車場などの維持管理に対する経費を計上しております。  説明は以上でございます。 109 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。  それでは質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後2時7分=           =再開 午後2時8分= 110 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 111 ◯松浦土木部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は242ページから245ページでございます。242ページ上段に記載の第1項土木管理費の予算総額10億4,187万1,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧の5行目に記載のとおり113万3,000円でございます。  事業の内容といたしましては、予算説明書の242ページから243ページでございます。第1目土木総務費8億9,558万円のうち土木部所管分は243ページの説明欄、上から3行目以降に記載の2.交際費14万円のうち8万円、3.土木総務費のうち、3.長崎県道路協会負担金21万8,000円、4.事務費768万円のうち83万5,000円でございます。  次に、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧をご覧ください。第8款第1項第1目土木総務費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号5行目、増減欄に記載のとおり9万4,000円の減となっております。  土木部からの説明は以上でございます。 112 ◯片江まちづくり部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は242ページ、243ページでございます。まちづくり部所管分は第1目土木総務費に係るものでございます。243ページの説明欄の上段のほう3.土木総務費の1.地籍調査費のみでございまして、その額は委員会提出資料のまちづくり部予算一覧の10行目に記載しておりますが、予算額1億4,081万5,000円で、前年度当初予算額に対しまして3,802万9,000円の減となっております。これにつきましては、先日、地籍調査費におきまして、国の3次補正に係る補正予算を計上させていただきましたが、国の3次補正は令和3年度予算を令和2年度へ前倒しして配分するということでしたので、その際、計上させていただいた分を今回の当初予算分から差し引いた形となっております。そのため前年度と比較いたしますと大幅な減となっておりますけれども、その影響を除きますと前年度と同規模の当初予算額を計上しております。  また、まちづくり部提出資料の最後のページ、127ページをお開きいただきたいと思います。先日、第4号議案、補正予算第19号でご審議いただきました国の3次補正予算と令和3年度の当初予算に計上しております、まちづくり部が進めている各事業の予算額、全体計画及び令和3年3月末予定の進捗率などをまとめた資料となっております。駅周辺、再開発、東長崎、その他と区分を分けまして、当初予算から前倒しした事業が分かるよう主要事業の一覧を参考として掲載しておりますので、後ほどご参照いただきたいと思っております。  それでは、事業の詳細につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。  私からは以上でございます。 113 ◯赤倉都市計画課長 まちづくり部提出の委員会資料の6ページをお開きください。第1目土木総務費のうち、都市計画課所管分につきましてご説明いたします。地籍調査費といたしまして、当初予算額1億4,081万5,000円を計上しております。1.事業概要でございますが、地籍調査とは、一筆ごとの土地について、その所有者、地番及び地目の調査並びに筆界及び地積に関する測量を行い、地籍図及び地籍簿を作成するものでございます。旧長崎市におきましては、平成22年度から調査に着手しております。次に、2.事業内容でございますが、表に記載のとおり、一筆地調査等の委託料と、会計年度任用職員の一覧人件費や印刷製本費などの事務費でございます。このうち委託料につきましては、下段の表に記載のとおり、14地区の調査を予定しており、表の右端の欄には令和3年度の実施業務を記載しております。  7ページをご覧ください。上段の表は、各業務の具体的な内容を整理したものでございます。次に、中ほどの3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。その下の4.実施状況につきましては、令和2年度末における進捗率の見込みでございます。  それでは、8ページをお開きください。地籍調査の作業手順のフロー図を示したものでございます。  引き続き9ページをご覧ください。地籍調査実施地区等の概略図でございます。図面を、恐れ入ります、横にしてご覧ください。右下に凡例を記載しておりますが、令和3年度の調査地区といたしまして、赤色で着色している箇所が新規に着手をする地区、桃色で着色している箇所が前年度に引き続き調査を実施する地区でございます。  私からは以上でございます。 114 ◯山北建築部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、建築部所管分についてご説明いたします。  予算説明書の242ページ及び243ページをお開きください。併せまして、建築部提出の委員会資料1ページ、令和3年度建築部予算一覧をご覧ください。  第1目土木総務費のうち建築部所管分は、予算説明書243ページの説明欄の上から3行目、2.交際費の1.土木総務費交際費の一部と4.事務費の1.土木総務費事務費の一部でございます。合計は建築部委員会提出1ページの3行目に記載しておりますとおり690万5,000円でございます。この土木総務費事務費は、建築課と設備課の事務費でございます。  私からの説明は以上でございます。 115 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第1項土木管理費のうち総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず、総合事務所提出の委員会資料の1ページをご覧ください。第1項土木管理費のうち、総合事務所所管分につきましては、行番号8に記載の158万5,000円で、昨年度と比較して8万6,000円の減となっております。  次に、予算説明書の242ページ、243ページをお開きください。第1目土木総務費のうち、総合事務所所管分は説明欄3.土木総務費の2.九州自然歩道管理受託費で、長崎県から管理を受託している九州自然歩道において、パトロールや草刈りなどを行うための経費でございます。  説明は以上でございます。 116 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 117 ◯山本信幸委員 まちづくり部の地籍調査費なんですが、これ先ほどの説明でいくと前倒しになっているので、もう予算が、これしかつかないということだったんですが、逆に旧長崎市街地の進捗率を上げるためには、もっと予算をつけんば、これ進まないと思うんですね。それと法務局の調査のほうもなくなってくるわけですから、これはつけていくためには、どうしたらいいのかという部分を考えていかないといけないと思うんですが、全くそういう余地はないということなんですかね。 118 ◯赤倉都市計画課長 委員ご指摘のとおり6ページの予算額でいきますと1億4,000万円、ただ、令和2年度の前倒しで、およそ3,300万円前倒しをさせていただきましたので、実質的な令和3年度の事業量としては、1億7,500万円程度の事業量としてはございまして、例年どおりの予算規模というふうな形で予算を立てさせていただいております。  ただ、どうしても事業の予算確保という点については財政当局とも協議をしておりますが、他事業とのバランスの中で現状の予算額を確保するというところの中で協議を進めておるところです。  あと国のほうとか、県のほうの支援をいただきながらやっている事業でございますので、近年頻発しております災害とか、その復旧に、非常に有効であるという部分についても、市の内部、あるいは国のほうも含めてお話をしながら、しっかりと予算が確保できるような形で今後も協議のほうは進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 119 ◯山本信幸委員 それだけじゃないんですよ。今、要は私道ですね、私道の分を市道にする場合にも非常に地籍調査は有効的な方法なんですね。そのことを考えたときにですね、青山町のほうで、私道の通行止めというのがあって、その後、私道を長崎市道にしようという方々、かなり増えていらっしゃいます。それを考えると、こういう事業を、地籍調査の事業を新たな視点、それは土砂災害の視点も、そのとおりです。土砂災害の視点でいくと、また優位に国のほうも、予算を優先的につけてくれるという枠がございます。  その以外に、その別の視点として長崎市は今、問題になっている箇所を長崎市道にするという視点の問題を解決策としても、これは優位な方法として財政部局などもですね、新たな視点の課題として、これはやはり担当課が、担当部局が、しっかりと、その新たな視点を交渉して、これは予算取りにいくということも、変えていかないと、新たな視点のことは分からないんじゃないかなと思うんですよ。その辺いかがでしょうか。 120 ◯赤倉都市計画課長 委員ご指摘のとおり青山町で今、問題になっている案件については、6ページの下段にあります予定箇所の7)でございます。この地籍調査が1つの解決方法策、解決をするための1つの支援になるのではないかということで、地元の方々からご要望も頂いた中で、こういった事業箇所も位置づけをして進めることとしております。こういった私道の問題の解決ですとか、そういったものについても、しっかり財政当局とも、地籍調査のこれまでの成果に加えて、新たな視点で取り組んでいくという意味での必要性の話というところもしっかり働きかけをしながら、予算の確保については引き続き努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 121 ◯山本信幸委員 今のお話で、まだ、財政部局とですね、この新たな視点の話をしていないということは、よく分かりましたので、ぜひ、この今までなかった視点、土砂災害だけの視点ではなくて、新たに、こういう今の課題を、私道を市道にと、新しい課題の解決策の1つにつながるんだということを強く長崎市全体で考えていただけるように、これは意見として申し上げます。要望もいたします。よろしくお願いします。 122 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後2時22分=           =再開 午後2時23分= 123 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  第8款土木費第1項土木管理費第2目建築指導費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 124 ◯山北建築部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、建築部所管分についてご説明いたします。  予算説明書の242ページ及び243ページをお開きください。併せまして、建築部提出の委員会資料1ページ、令和3年度建築部予算一覧をご覧ください。第2目建築指導費でございます。下段の第2目建築指導費は、全て建築部所管となっており、予算額1億4,629万1,000円、前年度当初予算額と比較いたしまして3,038万6,000円の増となっております。これは主に、令和2年度に予算計上がありませんでした、245ページの説明欄の上段、3.【補助】耐震化推進事業費補助金の1.要緊急安全確認大規模建築物4,393万4,000円が、皆増となったことなどによるものでございます。  主な事業の内容につきましては、建築部提出の委員会資料に基づき建築指導課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。私からは以上でございます。 125 ◯大町建築指導課長 それでは、建築部提出の委員会資料に基づきましてご説明いたします。  委員会資料の2ページをお開きください。事業名、安全・安心住まいづくり支援費3,154万円でございます。1.概要でございますが、地震による住宅の倒壊等を防止し、被害の軽減を図り、安全で快適な住まいとまちをつくるため、国の社会資本整備総合交付金等を活用しまして、木造戸建て住宅の耐震診断、耐震改修の設計、工事、それから防火改修工事及び除却工事に要する費用の一部を助成するというものでございます。長崎市における住宅の耐震化率について、過去5年間の推移を表に記載しておりますので、ご参照ください。それから、その下に本事業による支援のメニューを示しております。補助対象となる昭和56年以前建築の木造戸建て住宅について、(1)の耐震診断を行い、その結果、耐震性がないものについて、(2)の耐震改修設計工事、さらに(3)の防火改修工事の上乗せの補助ができます。それから改修をせずに除却する場合にも(4)の除却工事の補助がございます。  委員会資料の3ページをご覧ください。次に、2.事業内容でございますが、(1)耐震診断に係る助成につきまして、対象は昭和56年の建築基準法改正前の旧耐震基準により建築された木造戸建て住宅で、1件当たりの耐震診断費、定額になりますが6万1,500円のうち5万1,000円を助成するというものです。助成額、事業者負担の割合につきましては、図に記載のとおりでございます。それから、令和3年度につきましては、40件を予定しております。次に、(2)耐震改修設計工事費に係る助成につきまして、対象は耐震診断の結果、危険と判断された住宅の改修設計及び工事で、耐震改修工事費の5分の4、上限100万円までを助成するというものでございます。これは、改修工事だけでなく、建て替えの場合も対象としております。補助金、事業者負担の割合につきましては、図に記載のとおりでございます。令和3年度は、25件を予定しております。  委員会資料の4ページをお開きください。次に、(3)防火改修工事費に係る助成につきまして、対象は地震時等に著しく危険な密集市街地、または斜面市街地において、前に説明した耐震改修工事の補助と併せまして実施する(ア)から(ウ)に掲げる防火改修工事で、その工事費の2分の1、上限額30万円までを上乗せして助成するというものでございます。補助金及び事業者負担の割合については、図に記載のとおりでございます。令和3年度は5件を予定をしております。次に、(4)除却工事費に係る助成につきまして、対象は、防火改修工事の地域と同様でございまして、耐震診断の結果、危険と判断された住宅の除却で、工事費の23%、上限額30万円までを助成するというものでございます。補助金事業者負担の割合については、図に記載のとおりでございます。令和3年度は、10件を予定をしております。  委員会資料の5ページをご覧ください。3の事業費内訳及び4の財源内訳につきましては、記載のとおりでございますのでご参照ください。  次に、委員会資料の6ページから7ページに、先ほど説明しました防火改修工事、除却工事が対象となる町丁目名と区域図を記載しておりますので、ご参照ください。  次に、委員会資料の8ページをお開きください。事業名【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物4,393万4,000円でございます。1.概要でございますが、地震による建築物の倒壊等を防止し、被害の軽減を図り、安全で快適な住まいとまちをつくるため、国の地域防災拠点建築物整備緊急促進事業補助金等を活用し、平成29年3月に耐震診断結果を公表しました、民間の要緊急安全確認大規模建築物の耐震改修設計及び耐震改修工事に要する費用の一部を助成するというものです。中段に、対象となる民間の建築物の耐震化の状況について記載をしております。上の表には令和3年3月末見込みで、該当する建築物が23棟ございまして、耐震性のある建築物が16棟、それから、下の表は令和4年3月末には17棟となる見込みでございます。2.事業内容でございますが、耐震改修工事費に係る助成につきまして、対象は、耐震診断の結果、危険と判断された建築物の耐震改修、建て替え、除却を対象とするもので、その工事費の44.83%を助成するというものでございます。補助金及び事業者負担の割合については、図に記載のとおりでございます。  委員会資料の9ページをご覧ください。令和3年度は1件、重工記念長崎病院の除却を予定しております。3の事業費内訳及び4の財源内訳については、記載のとおりでございますのでご参照ください。  次に、委員会資料の10ページをお開きください。対象となる建築物の令和4年3月末見込の耐震化状況の一覧表となっております。表の上段は耐震性があるもので17棟ございまして、その下、17棟のうち、下の網掛けをしているものが、令和3年度に解体予定の重工記念長崎病院でございます。下段のほうはですね、耐震性がないものということで6棟ありまして、そのうち工事中は1棟、工事が未定のものは6棟という状況でございます。  次に、委員会資料の11ページをご覧ください。事業名、アスベスト対策費補助金100万円でございます。1.概要でございますが、既存建築物において柱やはり、天井等に吹きつけられたアスベストの飛散による健康被害を予防し、安全対策を促進するため、国の社会資本整備総合交付金等を活用し、店舗、病院など、多数の者が利用する民間建築物の吹きつけアスベストの分析調査、除去等工事費の費用の一部を助成するというものでございます。当該事業の国の補助制度につきましては、令和7年度まで延長をされております。また、補助の対象となるアスベストは、吹きつけ石綿、または吹きつけロックウールでございまして、仕上げ塗材やアスベストを含有する建材は補助対象外ということになっております。次に、2.事業内容でございますが、分析調査費に係る助成につきまして、対象は、多数の者が利用する民間建築物で、アスベストを含有する可能性がある吹きつけ材を使用しているもので、分析調査費の全額、上限25万円までを国の負担により助成をするというものでございます。令和3年度は、4件を予定しています。3の事業費内訳は記載のとおりでございます。  次のページ、12ページをお開きください。4の財源内訳についても記載のとおりでございますので、ご参照ください。  次に、委員会資料の13ページをご覧ください。事業名、老朽危険空き家対策推進費2,807万2,000円でございます。1.概要でございますが、安全で快適な住まいとまちをつくるため、国の空き家対策総合支援事業補助金等を活用しまして、特定空家等の除却費補助金や老朽危険空き家対策事業等により、老朽化し危険になるおそれのある特定空家等の除却等を推進するというものでございます。次に、2.特定空家等の状況でございますが、図に示しておりますように、空き家等の推計値ということで1万5,000戸ございまして、これは平成30年度の住宅土地統計調査によるものでして、長崎市において、売却も賃貸の予定もない流通しない空き家ということで1万5,000戸ございます。その中に平成11年から令和2年12月末までに相談等で把握しました、地域住民の生活環境に影響を及ぼすような空き家、いわゆる特定空家というのが656件把握しております。このうち老朽度が100点を超えるものを老朽危険空き家と呼んでおりまして、それが186件、今後、危険になるおそれのある老朽度が50点から99点の特定空家121件を把握しているという状況でございます。また、その図の下のほうにですね、これまで把握した空き家及び修繕除却等で解決した空き家の推移を表にしております。老朽危険空き家及び今後危険になるおそれのある老朽度が50点から99点の特定空家の件数を太枠で囲っております。この部分の空き家を対象としまして、今回、事業の拡大を考えております。それから、空き家は今後も増加が予想され、空家対策というのは重要な課題でございますので、これまで分かれていた、空き家空き地バンクの空き家活用の窓口と老朽危険空き家などの窓口を一本化しまして、市民の利便性向上を図ることとしまして、また、空き家の相談等があった物件に関して、市場に流通させる取組を検討しているところで、空き家のさらなる活用促進に向けて力を入れていくよう考えておるところでございます。次に、3.事業内容でございますが、表に記載しておりますとおり、(1)から(3)の事業、3つの事業を実施いたします。  次に、委員会資料の14ページをお開きください。(1)特定空家等除却費補助金につきまして、これは一定の老朽度を満たす特定空家等の除却に要する経費の一部を助成するというものでございます。これは、これまで市内にある老朽度100点以上の老朽危険空き家というものを対象としておりましたが、令和3年度からは、今後、危険になるおそれがある老朽度が50点以上の特定空家等も対象とするよう拡大するというものでございます。その理由としましては、所有者からの相談の時点では一定老朽化しているけれども補助の老朽度の要件を満たす程度に至っていないと、そのまま放置されるケースもあるということがあり、その後に所有者が死亡するということで権利関係が複雑化したり、相続人に連絡がついても相続放棄で解決等難しくなっているという状況もございます。また、放置されて数年後には老朽度100点以上になって、所有者不在になるなど、管理不全のために大雨、台風等で倒壊や半壊などにつながるものもございます。そこで、屋根の著しい変化やはりや複数の柱の老朽化、修理が大規模に及ぶ老朽度50点以上の特定空家等まで対象を拡大しまして、老朽危険空き家になる前の予防措置も兼ねた支援策に拡充するというものでございます。参考に、数年で家屋の半壊まで進んだ空き家の事例を、写真を、記載をしております。助成額は、除却工事費の10分の8である補助対象経費の2分の1、実質、除却工事費の4割で、上限額が50万円というものでございます。補助金、事業者負担の割合については、図に記載のとおりでございます。  次に、15ページをご覧ください。令和3年度は40件を予定しております。次に(2)老朽危険空き家対策事業費につきまして、これは長崎市へ土地建物ともに寄附をいただける場合に、長崎市がその老朽危険空き家を除却しまして、跡地を整備し、地域の自治会で管理をしていただくというふうな事業でございます。対象は、老朽危険空き家で、土地建物ともに寄附をしていただくというほかに、土地建物に抵当権等がないこと、またはその災害危険区域等で危なくないなど、幾つか条件がございます。対象区域は、令和2年度から市内全域に拡大をしております。令和3年度は1件を予定をしております。次に(3)緊急安全代行措置につきまして、これは長崎市が長崎市空家等対策の推進に関する条例に基づきまして、必要最低限のネットがけなどの応急措置を実施するというものでございます。対象は、市が緊急に危険を回避する必要がある状態で放置することが公益に反すると認めた空き家でございます。令和3年度は5件を予定をしております。4.事業費内訳につきましては記載のとおりでございます。  次に、委員会資料16ページをお開きください。5の財源内訳につきましては上段に全体、下に事業別の内訳を記載しておりますので、ご参照ください。  委員会資料17ページには、参考としまして、老朽度判定基準を記載しておりますのでご参照ください。  次に、委員会資料の18ページをお開きください。事業名、宅地のがけ災害対策費補助金2,300万円でございます。1.概要でございますが、個人が所有する宅地等の崖面において、崩壊した崖の早期復旧、または崩壊を未然に防ぐ工事を促し、安全で快適な住まいとまちをつくるため、その対策工事に要する費用の一部を助成するというものでございます。次に、2.事業内容でございますが、災害対策工事費に係る助成につきましては、対象は、個人が所有する宅地等の崖で、崩壊した部分、または崩壊のおそれがある部分で、第三者が居住している建築物や道路、公園に被害が及んでいるまたは被害が及ぶおそれがあることでございます。なお、令和2年度より制度を拡充しまして、崩壊した崖の復旧工事だけではなく、崩壊のおそれがある崖の防災工事についても対象としております。また、第三者が居住している建築物につきましては、昨年11月に要綱を改正しまして、崖の所有者と生計を同一にする者以外が所有する建築物への被害等についても補助対象に追加しております。参考としまして、補助対象範囲を記載しておりますので、ご参照ください。それから助成額は災害対策工事費に要する3分の1、上限額200万円でございます。
     委員会資料の19ページをご覧ください。令和3年度は、25件を予定しております。3の事業費内訳、4の財源内訳につきましては、記載のとおりでございますのでご参照ください。  次に、委員会資料20ページをお開きください。事業名、がけ地近接等危険住宅移転補助金518万5,000円でございます。1.概要でございますが、崖地の崩壊により、危険を及ぼすおそれである災害危険区域等において、危険住宅の移転を促し、安全で快適な住まいとまちをつくるため、国の社会資本整備総合交付金等を活用し、危険住宅の除却等に要する費用及び危険住宅に代わる住宅の建設に要する資金の利子相当額の費用を助成するものでございます。次に、事業内容でございますが、危険住宅の移転に係る助成につきまして、対象は、表に記載の1)災害危険区域内で、その指定の際、既に建築された住宅。2)昭和35年9月30日以前に建築された住宅で、長崎県建築基準条例の基準に該当しない住宅。3)土砂災害特別警戒区域内で、その指定の際に、既に建築されている住宅。以上のいずれかに該当し、現に居住されている住宅というのが対象となります。助成額につきましては、危険住宅の除却に係る経費に対して上限額97万5,000円、危険住宅に代わる住宅の建設等に要する資金を金融機関から融資を受けた場合の利子に相当する額としまして、建物については上限額325万円、土地については上限96万円ということでございます。  委員会資料の21ページをご覧ください。負担率の割合及び実績については、記載のとおりでございます。長崎市では、この事業は、昭和48年から行っておりまして、移転対象住宅の相談があった時点で予算を計上させていただいているところでありまして、直近では平成5年に1度行った実績がございます。令和3年度は、1件を予定しております。これは、昨年7月の豪雨災害によって、被災した住宅の移転というところでございます。3.事業費内訳、4の財源内訳については、記載のとおりでございますのでご参照ください。  委員会資料の22ページをお開きください。次に、事業名、ブロック塀等除却費補助金384万円でございます。1.概要でございますが、地震発生時のブロック塀等の倒壊による人的被害を未然に防止し、安全で快適な住まいとまちをつくるため、国の社会資本整備総合交付金等を活用し、小中学校の通学路に面する倒壊の危険性のあるブロック塀等の除却工事に要する費用の一部を助成するというものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)ブロック塀等の除却工事費に係る助成につきましては、対象は、市内の小中学校の通学路に面する塀で、道路面から高さが1メートル以上で、傾き、またはぐらつき等が認められ、倒壊の危険性のあるブロック塀や組積造の塀ということでございます。この通学路の定義を、教育委員会が指定した指定通学路としておりましたけれども、令和3年度から、さらに子どもたちの通学の安全を図る観点から、児童生徒が自宅から学校に至る経路で学校が認めるもの、いわゆる通学経路を加えまして、対象を拡大しております。助成額は、除却工事費の2分の1、上限額12万円としております。補助金事業者負担の割合については図に記載のとおりでございます。令和3年度は12件を予定しております。次に(2)はね出しスラブの除却工事費に係る上乗せにつきましては、対象はブロック塀等の除却に併せて、老朽化したはね出しスラブの除却工事ということで、助成額はその工事費の2分の1、上限額8万円でございます。令和3年度は10件を予定しております。下に補助対象の範囲を示しておりますので、ご参照ください。  次に委員会資料23ページをご覧ください。(3)前の(1)の申請者が非課税者の場合の助成ということになりまして、これは、国の補助金に加えまして、県の補助金を活用して実施するものでございます。対象は県の補助の要件に基づきまして、申請者が市民税の非課税者であり、助成額につきましては、ブロック塀の除却の廃棄物等の処分費を除く工事費の10分の10で、上限額は20万円ということございます。令和3年度は8件を予定しております。3の事業費内訳、4の財源内訳につきましては、記載のとおりでございますので、ご参照ください。  長くなりましたけれども、私からの説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 126 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 127 ◯中西敦信委員 アスベストの対策に関わって、上げられている予算は、病院など、そういう多数の方が使う場所でのアスベストの吹きつけの調査ということですけれども、広くですね、いろんな工事、建物とか管の工事とかあったときに、アスベストの飛散から、そういう作業をする人の健康を守るという点で、こういう調査も大事だと思うんですが、アスベストを測る機械、アスベストアナライザーというものを、それぞれの自治体で保有して、必要なときに活用してもらうというような取組をされている自治体もあると聞いています。  九州だと北九州市などでされているということですけれども、そういうふうな補助をするというのと同時に、アスベストアナライザーも、せめて1台ぐらい保有して、必要な事業者に貸与するみたいな形でアスベストの飛散から、作業される方とか、通行される方の危険を事前に防ぐというような手だても、検討していただけたらなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 128 ◯大町建築指導課長 アスベストが含有されている建材とか、それを使った建築物の除却に関しましては、厚生労働省のほうの法律であったりとか、除却する際に事前に、アスベストの調査をするという義務づけもありますし、適正に処理をするように計画書をつくって、それを届出として出すということが法で定められておりますので、そういう意味では、そういった作業をする方たちが、自前で調査をするというものと考えておりますので、長崎市が、その機械を購入して、そういったところに用いるということに対して、今のところは考えておりません。  以上でございます。 129 ◯山北建築部長 委員ご指摘のアスベストアナライザーという機械の購入の件は、検討もいたしたんですが、機械的には1台何百万というお金が、600万円か700万円ぐらいするという話と。  もう1つが、このアスベストについては6種類のアスベストがありまして、それも0.1%以上であれば対象となるというルール、国の基準があるんですが、このアナライザーで測定できるのが1%から2%、要は、それに引っかかれば当然引っかかりますし、それに引っかからなくても、もうちょっと詳細な調査をしなければいけないと。要は0.1%以上あれば人体に被害が及ぶというふうな判定ですので、それを、このアナライザーでは判定が最終的にできない部分もあるというのがありまして、私どもとしましては、この機械を買うのではなく補助を10分の10という国費を利用していただいて、すぐ判断してもらうというのを選択をしておりますので、そのような考え方で、このアナライザーについては購入しないという方向でございます。  以上でございます。 130 ◯中西敦信委員 検討された経過があったということで、検討結果は、そういうアナライザーを生かすよりは、そういう既存の補助を使ったほうがいいだろうというようなことでしたけれども、既に、活用されている自治体もありますので、機械のいい面と両方複合的に生かすということも、引き続き検討をしていただきたいと、要望しておきたいと思います。  以上です。 131 ◯毎熊政直委員 この老朽空き家対策推進費ですけれども、これは斜面地長崎では、避けては通れない、事業になると思うんですよね。  そうした場合、老朽危険空き家対策事業として、1件で707万円出しているけど、これやはりもう解体してさ、除去するのに、やはり700万円以上かかるわけ。 132 ◯大町建築指導課長 老朽危険空き家対策事業で市が土地建物を寄附を受けて跡地を整備するというもので、今回707万円程度計上させていただいております。  これについては、解体費が約350万円、跡地整備が250万円というふうなところで、跡地整備とか、あとその解体の前の、その土地の境界の確定とか、そういったもので、もろもろで707万円程度になっているという状況でございます。 133 ◯毎熊政直委員 やはり方法を考えないかんと思うんですね。それから民間の、例えば相続放棄とかさ、そういう経理関係をきれいに市のほうが整理して、もう解体してくれ、あなたにやりますよと、ただで近隣の人にでもさ、もうそういうちょっと考え方を大きく変えてしないと、どんどん老朽危険空き家が今から、やはり斜面地は増えていくからね、もう例えば不動産会社あたりでもさ、これもう土地をあなたにやりますから解体はしてくださいと。あとの整備もしてくださいということで、まだ使い道があると思うし、そういうところ、自分がじゃ買うというか、もらってさ、そういう解体をするというようなことを考えたり、そうすると何戸か、そういったものあるかもしれない、ニーズのあるところが。  そういうことを考えるためには、こういう老朽空き家のずっと配置を全部並べて見たらさ、もう鉢巻道路をこの斜面に造ってね、そして、その鉢巻道路の周辺の土地をね、最初からもう老朽家屋は市が買い取っとって、ほいで道ができれば売れるんだから、そういうふうなことを考えないと、これなかなか、年間17件とかで実績上がっているみたいだけど、やはり何かその抜本的なことを考えてやらないと、もう斜面地から明かりが消えるよ、そこら辺はまちづくり部とも協議をして抜本的な解決法を。そしてまた、今言うように鉢巻道路を造れば、所有者だって解体して、その近郊はまた土地利用を考えるさ。だから、そういうのをやはり考えていかないと、少しずつやっていってもなかなかね。これだけお金がかかるもんだから相続人も要らないというようなことになっているんだろうから、そこら辺の抜本的なことを大きく視点を変えて、協議をしてみてください。 134 ◯大町建築指導課長 委員おっしゃるとおり、どんどん空き家が増えて、斜面地という特殊性もありどんどん増えていって、なかなか解決ができないという状況が今続いております。そういうことで、やはりどんどん増えていくものを増やさないようにということで、今回、ゼロ予算ではありますけれども、空き家の相談が年間300件程度、市のほうにあっております。その案件に関して、所有者の同意が得られましたら、民間の業者のほうに情報提供をして、そちらでいろいろな活用、売却、賃貸、そういったものができないかということで、民間と連携しながら、まずはそのあたりを力を入れてやっていきたいと考えております。  あと抜本的な解決ということで、まちづくり部とその斜面地をどうするのかというところも、そういった視点も十分大事ですので、今後協議を進めたいというふうに考えております。  以上でございます。 135 ◯梅原和喜委員 6ページのこれは長崎市内一円、ア行からワ行までいろんな地震時等に著しく危険な密集市街地または斜面市街地と。ちょっとすみません、地元の話で誠に申し訳ないですが、ハ行のところ、深堀町2、3、5、6丁目とあるんですけど、深堀町4丁目が結構斜面地というか、一番私はここが危ないんじゃないかなという土地柄なんですけれども、この深堀町4丁目だけが抜けているというのは何か基準があるのかなと思って、そこをちょっと教えていただけますか。 136 ◯大町建築指導課長 この地震時等著しく危険な密集市街地または斜面市街地というこの町丁目については、以前都市計画のほうで調査して、国の基準等で傾斜が何度とか、そういったもので地域を決める基準がありまして、その基準に基づいて定めたものと聞いております。今、おっしゃいました深堀4丁目もひどいということでございますので、もしかしたら、再度、そのあたりが入っているかどうかについては確認させていただきたいと思います。  以上でございます。 137 ◯梅原和喜委員 深堀の地域センターもありますし、大町課長も深堀とか、南部のほうにも足を向けていただけると思いますけれども、本当に4丁目は、昔造船会社があった住宅地、いわゆる昔でいう造船の住宅地を今民間が入り込んでいるんですけど、段々畑みたいなところに家が林立しているんですね。平地が乏しい斜面地に階段状に建築物がたくさんありますので、ぜひ1回見ていただければいいと思います。  それから、3ページの耐震診断費に係る助成というところで、これは長崎県建築士事務所協会と委託契約を結んでいるということで、具体的に耐震診断というのはどういった手法を取られているのか。この対象が昭和56年の建築基準法改正前の旧耐震基準により建築された木造の戸建てということがありますけれども、例えば、私の家はどうだろうかというたときに、建築指導課が窓口になると思うんですけれども、具体的にどういった診断をされて、これはちょっと危ないですよという判断を下されるのか。その技術面的なことをちょっと教えていただけますか。 138 ◯大町建築指導課長 この耐震診断に関しては、耐震診断をする方は資格を持った建築士の方が事務所協会から派遣されるという状況なんですけれども、診断の内容につきましては、その外観、基礎等にひび割れがないか。あるいは小屋裏、床裏を見まして劣化部分がないかどうか。あとは図面等がございましたら、筋交いがどの位置に入っているのかというところをチェック、現地確認、それから図面等で確認しまして、あと簡易診断をするソフトが防災協会から出ておりますので、それを使って耐震診断の結果、1という数字が満足するんですけれども、それより低い数字が出たら危険という状況で、そういったソフトを使って現地を確認してやっているという状況でございます。 139 ◯梅原和喜委員 先ほど申し上げましたように、深堀地区も地震に弱い土地柄でもあるし、古い町並みが多いので、私も自治会とかの会議の中に入り込む機会がありますので、こういった助成金がありますよということもPRをしていきたいと思います。  それから、14ページに空き家の危険家屋の写真がありますよね。例えば老朽空き家危険家屋。近隣に住んでいる方が、例えば老朽危険空き家にもう人もいないんだけれども、持ち主もよそに移られて、もうシロアリが出て困るんですよという声も聞くんですけれども、そのあたりの相談窓口というのは建築指導課でよろしいですか。 140 ◯大町建築指導課長 空き家等に関する相談の窓口は建築指導課でございます。 141 ◯梅原和喜委員 分かりました。3月、4月、自治会の改選時期でもありますし、独居老人の方も増えておりますし、住み慣れた家に住みたいんだけれども、近くの老朽空き家危険家屋が屋根からずれ落ちてくるとか、それからシロアリ被害があるんですよということをちょっと耳にすることがありますので、そういった相談があるときには、長崎市の建築指導課が窓口ですよということで、しっかり市民の皆さんの声を聞いていただきたいと思います。  以上です。 142 ◯吉原 孝委員 この建築指導の中で、耐震に関して平成29年度に耐震診断がなされて、昭和56年以前の分の中で、平成29年だったか、診断の結果が公表されましたよね。その中で、民間の大規模施設、公共施設もありましたけどね。民間の大規模施設の耐震診断の結果を受けて、これも報告があっておりますけれども、改修をしたり建て替えをしたり、いろいろ今されていますよね。でも、まだ残っていますよね。しかも近隣の大型商業施設がまだ再開発中とかいうことで残っておるんですが、ほかは進んでいる中で、この物販店舗の大型商業施設はやはり多くの方が出入りするわけですから、ある意味、こういうところこそ早く耐震の改築をやらなければいけないんじゃないかなと思うんですが。  中心市街地の場合は、再開発との絡みの中で、それが理由になったような形で耐震の改装がなかなかされていないんじゃないかなという気がするんですが、私はやはり大型商業施設、1日にそれこそすごい人たちが出入りをする商業施設は、やはり早く対策を練って改修をやるべきだと思うんですが、そのあたりを行政として、他の大型施設やホテルとか、病院とか、保育所その他は早くされている中で、私は一番大事な人の出入りがあるこういう物販施設が、いつまでも耐震診断の結果が非常に危険な状況の中で営業しているということについてはいかがなものかという気がするんですが、そのあたりを行政として何らかの対応をすべきじゃないかと思うんですが、そのあたりはどうですか。 143 ◯大町建築指導課長 ご質問の内容については、民間の要緊急安全確認大規模建築物の残り5棟がまだ進んでないじゃないかというご指摘でございますが、この工事にかかっていないものに関しては、これまで毎年その事業主の方に、来年度はどうですかと、改修をお願いしますという問いかけは毎年毎年やっておるところなんですけれども、なかなか民間のほうも資金の調達であったりとか、あとは商業施設の運営の時期であるとか、そういったところでなかなかまだ実施に至っていないというところではございますが、今、委員にご指摘いただいたように、やはり多くの方が利用しますので、そのあたりは再度引き続き、改修を急ぐように働きかけを図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 144 ◯吉原 孝委員 改修が遅れている理由の1つに再開発の問題があって、その中で協議をしているというお話があっているんじゃないかなと思うんですが、なかなかこの再開発が進みませんよね。11の地区の中心市街地があって、その2つの対象の建物というのは、その中のそれぞれ1区画ずつを所有しているわけですよね。だから、本来であるならば先行している再開発をもっと早く促すことも行政の1つじゃないかなと思うんですよね。どうも今先行している再開発をまずやって、その後、例えば物販の施設ですから仮の売り場を新しい再開発のところに借りて、その間、解体して耐震化をやっていくというお考えがあるような感じなんですが、それじゃ先行する再開発が進めばいいですけれどもなかなか進まない状況。新大工は非常に同じようにスタートする中でもう進んでいる状況ですが、本来ならあそこまで行かんばいかんところですけれども、なかなか行っていないということで。  やはり行政も何らかのインセンティブを与えてやらんといかんというのが私の考え方なんですが、なかなか行政もそのあたりは、先行する再開発についてのインセンティブを与えようとしない。それもまた1つの大きなバリアになっているんじゃないかなという気がするんですが、そのあたりはあなた方に対しては関係ないかもしれないけれども、でも行政が一体となってこういう耐震構造についての進捗を図るということならば、やはり歩調を合わせてやっていただかないとなかなか進まない面があるんで、その点をよろしくお願いしたい。  それから、もう1つは、それぞれ額は大小ありますが、ここで先ほどお話があった中で、安全・安心住まいづくり支援費3,100万円ですかね。アスベスト対策費とか、それからがけ地近接等危険住宅移転補助とか、ブロック塀等除却費補助金とか、こういうものの財源を社会資本整備総合交付金を当てにしているんじゃないかなという気がするんですよね。これは長崎市が政府に、ほかのいろんな事業がありますけれども、社会資本整備総合交付金を要望して、これは100%出ればあなたたちが考えたような形で財源措置ができますけれども、実際はなかなか厳しい面があると思うんですよね。  最近はいろんなところが政府等に働きかけて、かなり高い割合で出ていますよね。90%近く最近は出ている。でも悪いときは50%台で終わっているときがあるんですよね。特に今年度、新型コロナウイルス感染症関係で財政が非常に逼迫している中で、やはりこれから財源の問題についてかなり慎重にやらないと、これを当てにしてやって、もしこれが100%出れば、そのままこの事業の財源としての裏打ちができますけれども、そうでない可能性もあるわけですよね。そうなった場合に、これが1年先延ばしになったり、あるいは縮小するとか、いろいろ方法を取られると思うんですけれども、そうでなくて、やはりやるには頑張ってしなければいけない。これも本来ならあなたたちに言うんじゃなくて、企画財政部のほうにじゃんじゃん言わないといけないことだと思うんですけれども。  そういうことで、そのあたりも十分に勘案して今後事業を進めていかないと、これをもとにして市民が要望して、これを例えば何件と決まっている範囲内で要望してもそれを実現できないということで、やはり苦情が出ますよね。そういうことがないように頑張っていただきたいと思うんですが、そのあたりについて、ちょっと部長の考えを聞きたい。 145 ◯山北建築部長 まず、民間の要緊急安全確認大規模建築物について、資料の10ページに載っておりますが、10ページの下のほうに店舗等が再開発の協議中のためにできないという形で書かれておりますが、これにつきましては私どももやはり再開発なり、耐震なりというのを早くやっていただきたいというのがありますので、これはまちづくり部との連携を取りながら、もうちょっと強く民間に対してお話をしていきたいと考えております。  それから、補助金のほうにつきましては、皆様方のお力もお借りしまして、大体今まではほぼ私どもの住宅課とか、建築指導課のほうは100%に近い補助金を頂いておりますが、おっしゃるように、やはり新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか来年度は難しいという部分もありますので、私どもも一応、もしもらえない場合は優先順位をつけながら、民間の方々に、特に市民の方々に迷惑がかからないような配置、配分を考えながらやっていきたいと思いますが、補助金等についても一生懸命、議員の皆様方のお力もお借りしながら確保をしていきたいと考えております。  以上です。 146 ◯山本信幸委員 そうしたら、要緊急安全確認大規模建築物というやつで、先ほどから10ページの話が出ているんですけど、ちょっと確認なんですが、この下のほうに避難所のマークが入っているんですね。これは、同じように今入っていない分に、まだ実施時期未定になっているんですけれども、実施時期未定であるものの避難所になっているところは、大規模災害のときは避難所になるんですか。 147 ◯大町建築指導課長 この避難所は、地域防災計画等にも位置づけられている避難所というところで記載をしているところでございます。〔発言する者あり〕失礼しました。ワシントンホテルは、今もう経営をやっていないところなんで避難所としては使えませんけれども、当初ホテルということで、補助の要件としましては避難所という位置づけになりますけれども、実際、ワシントンホテルを今後どういうふうに使うかによって避難所扱いにできないという場合もございます。  以上でございます。 148 ◯山本信幸委員 いや、だから先ほども吉原委員たちが話し合っていたけれども、要は避難所となっている、大規模災害のときに危ないところに避難するんですかという論議になってくるから、だから早くしようって。そういう意味でこれはそもそもなっているわけだから、そんな答え方をされると、早くやってくださいよと。そのために名前も公表してやろうということになったわけですし、だからその部分はもっと指導をしていただかないといかんですよ。  次に、11ページのアスベスト対策費補助金、これは仕上げ塗装やアスベストを含有する建材は補助対象外とあるんですが、ここについても4月から法律が厳しくなるんですよ。今まで対象外であった仕上げ塗装やアスベストを含有する建材なんかも的確な処置の対象になってくるので、そのときにじゃどうするのかと、今までと一緒の話にはならないわけですよね。だから、その分についても、国に要望はしていると思うんですよ。だけれどもじゃそれまでの間、長崎市としてどうするのか。その辺については詰めていただきたいんですけど、どの辺まで詰めているんですか。 149 ◯大町建築指導課長 今、長崎市のほうでは国の補助メニューを使ってその調査と除却費の補助をしているという状況でございます。新たにという考えはないかというお話だと思うんですけれども、今現在、環境部のほうでその塗装剤についても補助の対象となるよう、今、市長会を通じて要望しているという状況がございますので、その動向を見ながら考えていきたいと思っております。  以上でございます。 150 ◯山本信幸委員 ぜひ環境部と協議しながら、検討してください。  あと、次に15ページの老朽危険空き家の分なんですけど、令和2年度に実績が17件で、令和3年度予算が40件なんですね。今まで予算を取っただけの分ができていないんですよ。今回、100点を50点にして下げたわけですから、その分は指導を強化して、もっと指導してこれを進めていくと。そして老朽危険空き家対策事業というのは、昔は20件ぐらいあったのが今1件しかないというのは、それに対する要綱での基準が厳しくなっているから1件になっているわけですね。1件当たり707万2,000円かかる。これ条件が厳しくなってきているので1件ぐらいで、前は20件近くやっていたと思うんですね。だから、こういうのも今後車みちやくらしの道、こういうとの回転場にできないもんか。そういうところとの協議をしながら、先ほど毎熊委員のほうから、鉢巻道路って本当にすばらしい、私はもうこれを進めるべきだと思うんですけれども、そういう道の話が出たので、くらしの道、車みちとも共同しながら、そういう道のほうをぜひ、建築部としてはできないでしょうからほかの部と協議しながら、これをぜひ進めていただきたいと思いますけれども、部長、いかがですか。 151 ◯山北建築部長 まず、老朽危険空き家の基準を下げて、老朽度が低くても解体ができるようになったお話なんですが、先ほど課長も言ったように、空き家がどんどん増えていきます。もう手当てをしないと、管理をしないとやはり老朽危険空き家になっていくという中で、次の14ページに写真が載っていますが、もともと左のような状態のとき、これが50点の状態なんですが、これを何年か待っていたら、本人は解体する意思はあったんだけど、補助金がなかったので解体をせずに見送っていたら、本人、所有者も亡くなってこういうふうな状態になっているというのがあるので、私どもとしては、今まで相談はあったもののなかなか補助対象外になっていたものを入れながら、解体、老朽危険空き家にならないようにしていくというのを1つ考えております。  それと、50点以下については反対に活用ができるということを考えて、その窓口を一本化して、活用は活用のほうで空き家バンク等を使って生かしていく。50点以上でもうこの左の写真を見ていただいたら分かるように、屋根なんかは落ち込み斜めになっています。ここゆがんでいますね。こういう使い勝手が悪いとか、お金がかかる部分については、危険性が出る前に早く解体するという意思で、今回増強を図らせていただいておりますので、この件については力を入れてやっていきたいと思います。  それから、先ほどの事業に対するお話なんですが、おっしゃるようにやはり車みちとかくらしの道というのが整備はされてて、全ての連携というのは非常に大切だというふうに考えておりますので、そこらはそういう車みち、くらしの道との関連の中で、市として有効であれば、当然事業の採択要件の中に入れていくというのも考えていかなければいけないなと考えております。  ただ、事業については、今現在やはり件数が減っているのは、ずっと何十件かご相談はあるんですが、抵当権が入っていたりとかいろんな条件があった中で事業が進まないというのも事実ですので、そこら辺の解決というか、相談にも乗りながら、ただそういう事業と連携が図れる分については、今後対象になるように検討していきたいと考えております。  以上でございます。 152 ◯山本信幸委員 この老朽危険空き家対策事業については、敷地が健全な状態ということが大きくあると思っております。これは建物を除却しても、後ほど敷地が災害に遭って壊れると。これが大きな問題で、厳しくなったというのがかなり引っ張っていると思っております。だからそういうのもしっかりと考慮しながら、今後は考えていただきたいと思います。  最後に、22ページのブロック塀等の除却費補助金ですけれども、これは通学経路を入れていただいたことは非常にいいことだと思っております。これも増えていくんだろうなと思ってて、件数も上げていただいているので、これは非常にいいことだと思うんです。ただ、他都市においては市内全域ということでございますので、そこまで広げて考えていただかないと、昨今も地震があって、ブロック塀の倒壊というのはあっているので、そのことも考慮していただきたいと思います。これは意見として、要望として申し上げます。  以上です。 153 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時22分=           =再開 午後3時37分= 154 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第1目道路橋りょう総務費及び第2目道路橋りょう維持費の審査に入ります。理事者の説明を求めます。 155 ◯松浦土木部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第1目道路橋りょう総務費、第2目道路橋りょう維持費の土木部所管分についてご説明いたします。予算説明書は244ページから247ページでございます。244ページの中ほどに記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費の予算総額47億2,808万1,000円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出資料の1ページの土木部予算一覧の7行目及び8行目に記載のとおり、第1目道路橋りょう総務費1,827万5,000円、第2目道路橋りょう維持費3億8,571万3,000円でございます。なお、土木部所管分の予算額を前年度と比較しますと6,285万円の減となっております。  続きまして、各目における予算の内容につきましてご説明いたします。予算説明書は244ページから245ページの中ほどになります。まず第1目道路橋りょう総務費でございます。第1目道路橋りょう総務費の予算額9億7,462万3,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出資料の1ページの土木部予算一覧の7行目に記載のとおり、1,827万5,000円でございます。内容といたしましては、予算説明書の245ページの説明欄中ほどをご覧ください。説明欄の上から3行目以降に記載の2.道路橋りょう総務費のうち1.道路管理費1,753万4,000円と、3.事務費の1.道路橋りょう総務費事務費413万8,000円のうち74万1,000円でございます。このうち1.道路管理費は、市道管理のための道路台帳を更新するための測量登記業務委託などを行う事業でございます。  次に、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧をご覧ください。第8款第2項第1目道路橋りょう総務費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号7行目の増減欄に記載のとおり354万8,000円の増となっております。  次に、予算説明書246ページの上段に記載の第2目道路橋りょう維持費でございます。予算額10億256万3,000円のうち土木部所管分につきましては、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧の8行目に記載しております3億8,571万3,000円でございます。内容といたしましては、予算説明書247ページの説明欄に記載の1.道路橋りょう維持費のうち1.街灯維持管理費から3つ下の4.生活道路環境改善費までと、その2つ下の2.【単独】街路灯整備事業費、またその2つ下の3.【単独】道路照明灯整備事業費でございます。  次に、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧をご覧ください。第8款第2項第2目道路橋りょう維持費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号8行目の増減欄に記載のとおり6,639万8,000円の減となっております。これはLED道路照明灯の新設箇所数の減などによるものでございます。  引き続き、事業の主な内容につきましては土木部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 156 ◯平野土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第2目道路橋りょう維持費のうち土木建設課所管分についてご説明いたします。  土木部提出の委員会資料6ページをお開きください。事業名、【単独】街路灯整備事業費、LED街路灯、予算額は3,000万円でございます。1.概要でございますが、地域住民の安全安心なまちづくりの推進を図るため、自治会からの要望を受け、生活道路にLED街路灯を設置するものでございます。2.事業内容でございますが、街路灯の新設を500灯予定しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。下段に、参考といたしまして令和2年3月末現在の街路灯の数と電柱共架タイプ及び単独支柱タイプの写真を掲載しております。なお、市内の街路灯は平成25年度から平成28年度までの間に従来の蛍光灯からLEDへの転換が完了しております。  次に、7ページをお開きください。事業名、【単独】道路照明灯整備事業費、LED道路照明灯、予算額は1億8,360万円でございます。概要でございますが、省エネルギー化の促進と維持管理費の削減を図るため、既存の水銀灯やナトリウム灯などの道路照明灯についてLED灯への転換を図るものでございます。なお、道路照明灯は交通安全確保の観点から設置しており、主に市道の交差点や横断歩道付近に設置しております。また、この事業は2050年カーボンニュートラルに向けた取組の推進の1つに位置づけられております。2.事業内容のうち全体計画は記載のとおりです。この事業は令和元年度から事業を開始しているもので、令和3年度までの3か年で市内全ての道路照明灯のLED化を完了しようとするものでございます。令和3年度の事業内容でございますが、996灯の道路照明灯のLED化と、これと併せて老朽化している柱を70本建て替える予定でございます。3.道路照明灯の種類でございます。市道上に設置している道路照明灯に加え、トンネル内の照明灯、地下歩道の照明灯を合わせて道路照明灯として整理しております。4の財源内訳は記載のとおりです。  8ページをご覧ください。5.年度別の整備内容でございますが、黒い太線で囲んだ部分が令和3年度の予定となります。996灯の内訳は道路照明灯が938灯、地下歩道灯が58灯となります。令和3年度の整備をもって全ての道路照明灯のLED化が完了いたします。下段には参考といたしまして種別ごとの数量とLED化による電気料金削減効果の試算を記載しております。道路照明灯の年間の電気料金は平成30年度の実績値として約6,600万円かかっておりますが、全てLED化が完了した後は約3,300万円と半減する試算をしております。試算に当たっては、既にLED化が完了している街路灯の実績から試算しておりますが、街路灯は消費電力が少ない蛍光灯から転換しており、電気料金の効果は半分となっております。一方、道路照明灯は水銀灯やナトリウム灯といった消費電力が大きいものから転換しますので、実際の電気料金の削減はこの想定よりも多くなるものと考えております。  説明は以上でございます。 157 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち第1目道路橋りょう総務費及び第2目道路橋りょう維持費の総合事務所所管分についてご説明いたします。総合事務所提出の委員会資料の1ページをご覧ください。第2項道路橋りょう総務費のうち総合事務所所管分につきましては、行番号9に記載の第1目道路橋りょう総務費の8,105万3,000円と、行番号10に記載の第2目道路橋りょう維持費の6億1,685万円を合わせた6億9,790万3,000円で、昨年度と比較して281万2,000円の増となっております。  次に、予算説明書の244ページ、245ページをご覧ください。第1目道路橋りょう総務費のうち総合事務所所管分は、説明欄2.道路橋りょう総務費の2.道路管理費(総合事務所)と、3.現場事務所維持管理費の全部、3.事務費の一部、4.【単独】私道整備事業費補助金の全部でございます。そのうち説明欄2.道路橋りょう総務費の道路管理費(総合事務所)は、市道清掃の業務委託を行うものでございます。また、説明欄4.【単独】私道整備事業費補助金は、私道を市道に認定するために、市道の基準に合った道路整備や測量登記などを行う方に対し、その費用の一部を助成するものでございます。  次に、予算説明書の246ページ、247ページをご覧ください。第2目道路橋りょう維持費のうち総合事務所所管分は、説明欄1.道路橋りょう維持費の5.生活道路環境改善費(総合事務所)でございます。  主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。 158 ◯菊川地域整備1課長 第2項道路橋りょう費のうち総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出資料の13ページをお開きください。生活道路環境改善費(総合事務所)、予算額は6億1,425万円でございます。1.概要でございますが、市道及び公共性の高い里道などにおいて、安全で快適な生活道路の維持のため、補修や改善、剪定・除草及び街路樹剪定などを市内一円で実施するものでございます。事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表に記載のとおりでございます。なお、第19号議案の繰越補正でご説明させていただきましたが、令和3年度からは自治会要望の取扱いを見直し、実施率の向上に努めてまいりたいと考えております。財源内訳は表に記載のとおりでございます。  私からの説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 159 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 160 ◯中西敦信委員 LEDの街路灯の新設のことでお尋ねしたいと思うんですけれども、500灯造るということなんですが、これはもう説明でも自治会等の要望とありましたけれども、大体この団地とかこの箇所とかというのは、もう積み上げていって500灯なのかどうか。それとも今から案内して、こういう予算、事業を進めますので申し込んでくださいという形なのか。そのあたりはどうなんでしょうか。 161 ◯平野土木建設課長 街路灯の新設要望につきましては、毎年、新設要望書というのを自治会から頂いております。それが、今年度からですけれども、6月15日までに一旦受け付けた分を今年度にまず整理するということ。その分について、それを受けてから今度は現地の調査をしますので、その設置の可否というのを判断しないといけません。それから、それを9月末に回答するようになっております。  今、委員が言われましたように、もう整理しているのかと、令和3年度にする分500灯が決まっているのかということでございますが、それにつきましては毎年、先ほど言いました申請を受け付けてから現地を調査して決めていく。当然、今年度受け付けた分でまだし残しの分もあろうかと思います。その分はまた来年度の500灯の中に含めてやっていくようにはしております。  以上でございます。 162 ◯中西敦信委員 ではこの500灯というのは毎年毎年やっている事業ということですね。私もそんなにたくさんないですけれども、街路灯の新設に関わったことがあって、そのときも年度の後半だったんで、今は受け付けますが、設置は実際来年になりますという話だったんですが、いろんなケースで、マンションとか、使われていた集合住宅がなくなって暗くなってつけるとか、あるいはもう団地そのものがやはり暗いみたいな、もっと街路灯で明るくしてほしいという団地の要望も聞いたりするので、もしそういう毎年毎年の事業でなければ、そういうような要望が寄せられているところへの対応ということでの事業なのかなとちょっと思ったりしましてお尋ねしたんですけれども、毎年の500灯というのが妥当なのかどうか。  ただ、その基準というか、何メートル間隔みたいなルールがある中で、でも特に住宅街の中でやはり暗いという声があればその団地そのものを広く調査をして、自治会等からの要望に応えていただきたいなと、これを要望しておきたいと思います。  以上です。 163 ◯毎熊政直委員 この街路灯整備事業費のLED街路灯。これは既設の街路灯というのは3万6,806灯というふうに記載してあるけど、このうちLED化しているのは幾つなの。
    164 ◯平野土木建設課長 今の既存の街路灯の中でLED化が幾つかということでございますが、LED化は平成25年から平成28年の中で街路灯全てを転換しておりますので、今私どもが市として管理している街路灯はもう全てLED化されております。  以上でございます。 165 ◯毎熊政直委員 じゃ500灯は全く別に新設というふうに考えていいわけですね。そうすると、この3万灯は、要するにさっき道路、7ページの道路照明灯でLED化が今年で終わると。新年度に全て終了するということで、電気代が半分になったと。ということは、街路灯も数はこの約10倍あるけど、半分になったと理解していいわけ。 166 ◯平野土木建設課長 街路灯と道路照明灯の電気料は基本的に違うんですけど、今言われました電気料が半分になったのかどうかというのは、蛍光灯からLED化することで電気料金は半減しております。  以上でございます。 167 ◯毎熊政直委員 その街路灯によっては自治会が負担したりという街路灯もあるもんだから、ということは半分に電気代はもう落ちたというふうに理解しといてよかわけやね。その辺のいろいろ電気代の支払いというのは別々になっているところもあるだろうけど。分かりました。それは理解いたしました。  そして、新設500灯というのは、要望に対してどうなのか。要望数が1,000件上がっての中の500件なのか。600件上がっての500件なのか。その要望件数というのは大体年に平均何件ぐらい来よると。 168 ◯平野土木建設課長 500件というのはあくまでも目標灯数でございますが、要望件数は大体年間500灯前後実はあっております。今年度はもう締め切っておりますが435件、前年度の令和元年度も435件、平成30年度533件と、大体500件の要望が上がっている状況でございます。 169 ◯毎熊政直委員 では要望が上がってきている分、ほぼ毎年その要望に応えるような数は新設していっていると理解していいわけですね。 170 ◯平野土木建設課長 500件の要望があります。ただ、その中で現地を確認して、そこに街路灯が設置できるのかどうかというところはやはり我々確認しないと判断できませんので、できない場合は当然自治会のほうにはちょっと設置することはできませんと、できるものに対してはできますという回答をします。そうした中で、大体令和元年度でいきますと430件の要望の中で300件の設置可能ということで、その分に対して対応しているという状況です。  平成30年度につきましては、530件の要望の中で約500件が可能となっております。ただ、その中で、1年間でできていない部分もありますので、その分は次年度へ繰り越しまして、そこで対応させていただいていると。可能なものについてはそういう対応をやっております。  以上でございます。 171 ◯毎熊政直委員 できない理由は何ですか。主にどういうものがあると。 172 ◯平野土木建設課長 街路灯の新設ができないというのは、まずどこにつけるかが出てきます。そして。〔発言する者あり〕そうです。個人の土地しかないとか、道路が狭いとか、もしくはそこに電源の確保ができないというところもありまして、電柱、電線が近くにあればそこから引っ張ることはできるんですけど、どうしても電源の確保ができないところは個人の家から持ってくるというわけにはいきませんので、そういうところはできないという回答をしております。  以上です。 173 ◯毎熊政直委員 それで、ちょっと総合事務所にお聞きいたしますけど、まず南総合事務所と東総合事務所が所管する生活道路の距離数、これを教えてください。 174 ◯中野東総合事務所地域整備課長 市道の道路延長でお答えいたします。東総合事務所が23万656メートル、南総合事務所が34万6,375メートルになります。  以上です。 175 ◯毎熊政直委員 確かに10万メートルぐらい南総合事務所が長いけど、予算は半分ですよ。この生活道路維持補修や剪定・除草及び市道の街路樹剪定など。じゃ人口は、南総合事務所が所管する人口と東総合事務所が所管する人口はどうなっていますか。 176 ◯中野東総合事務所地域整備課長 東総合事務所の人口は、すみません、何年のかはちょっと記入していないので、私が手持ちで持っておりますのが、東総合事務所が4万6,640人で、南総合事務所が4万3,111人です。  以上です。 177 ◯毎熊政直委員 人口は東総合事務所のほうが多いわけですよ。ということは、生活道路も市民がたくさん利用しているわけ。そうするのに予算は半分しかつけないというのは、これはどういう判断ですか。 178 ◯森尾中央総合事務所理事 東、南、北、中央総合事務所全てそうなんですが、やはり整備された道路の延長というのが大分違っていまして、特に東総合事務所であれば団地開発とか、新しい道路というのが結構多く造られています。あと南、北総合事務所についてはちょっと整備が遅れているという側面があると思うんですが、要望の箇所に合わせて私たちも予算の配分というのを考えていますので、そこの中で、要望の出た部分ができない範囲が多くなれば我々もちょっと気にしますけれども、要望を上げた中で、先ほどもちょっとお話ししました70%。これを1つの基準にしながら予算配分というのは考えていますし、今後も要望には何とかして応えていくというところで、そこを念頭に予算措置というのを考えていきたいと思っています。  以上です。 179 ◯毎熊政直委員 話が違うよ。この前は東総合事務所は要望件数が多いから実施率が低いんですよと答弁したやかね。今の要望によって予算を決めていくとか言っているんだけど、この前の、あれはいつだったかな、補正のときだったかな。4号補正か。あのときは、東総合事務所の実施率が低いのは要望件数がよその総合事務所より多いからですよと、そうおっしゃったじゃないですか。今の話と矛盾していませんか。 180 ◯森尾中央総合事務所理事 私、それはちょっと話をしていないと思うんですけれども、よく言っていたのが、東総合事務所の管内については、各自治会からの要望が多いというのは間違いないです。1か所当たり20件を超えているところが多くて、数自体が多いなというのは感じています。ただし、実施率については、上げていただいた要望件数の中でどれだけ実施するかという率で考えていますので、東総合事務所のほうが数が多いことは、自治会当たりの数は多いんですけれども、全体的な要望の件数からいくと、ほかの総合事務所と同じような実施率というところでの整理を考えています。  以上です。 181 ◯毎熊政直委員 今の答弁では、私は地元でなぜ東総合事務所はこれだけ予算が少ない、修繕費用もほかの総合事務所と比べて約半分だと。何でですかと尋ねられたとき、今あなたの答弁では説明できない。しっかりした説明、少ない理由の根拠を教えてくださいよ。 182 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどからの繰り返しになりますけれども、要望件数に対する実施率ですから、要望が100件あったらそのうちの70件は、ほかの総合事務所も皆そうですけれども、それを実施するということで今予算を決めているところです。ですから、東総合事務所についても要望の数に合わせてその7割というのを今目指して予算を組んでいますが、まだまだ6割程度しか取れていませんので、それを7割にすることで、今後の予算の考え方というのは整理していこうと思っています。 183 ◯毎熊政直委員 東総合事務所管内の要望が少ないから予算も少ないんですねって。じゃもっと自治会長、あなたたちがたくさん要望件数を上げなさいよと、そのように説明していいわけですね。 184 ◯森尾中央総合事務所理事 基本的に要望が上がった部分からパーセンテージを決めていこうと思っています。ただし、要望の件数、要望の内容は各総合事務所ごとに判断していくだろうと思いますけれども、そこの判断は、数が多いから全てできていくということも、全体の予算からしたらちょっと考えにくいのかなと思います。 185 ◯毎熊政直委員 水かけ論になるから最後にしますけど、さっきの予算はゼロ予算だった、街を美しくする運動。これが東総合事務所はゼロ、南総合事務所と北総合事務所はついている。そして、この生活道路の維持補修、これも約半分しかない。何で東長崎をいじめるのか理由を教えてよ。財政課が悪かとね。 186 ◯森尾中央総合事務所理事 どこかの総合事務所をいじめるということは全くございません。私たちは、要望を出してもらった中では同じ基準の中で維持補修というのは対応していこうと思っていますので、それがこの修繕料の額に、今はこれで決められていますけれども、実際、全体的な要望件数から実施率を見たときには、今こういう金額になっているというものでございます。  以上です。 187 ◯毎熊政直委員 もう言わないけど、あなたに言うても一緒、あなたは中央総合事務所の理事だから、本当はこれは東総合事務所の所長に言わないといけない、何ばしよっとかって。これをそれぞれの所長が、自分たちの5,000万円の例えば裁量権を持って、新設工事、道路改良とか、そういうのができますということで行政サテライトのときはそういう説明があった。それどころかまともに予算さえ取り切れない。森尾理事、あなたは中央総合事務所の理事だから、中央総合事務所がたくさん取れるように努力すればいいわけだけど、それぞれそれで所長の努力の結果だろうから、この数字というのは。  だから、もうこれ以上あなたには言わんけど、あと財政課とかに当然言わなければならない話と思うし、各総合事務所の所長は何ばしよっとかって言わざるを得ないから、あなたにこれ以上もう言わんから、あとでまた別の機会にそのことは言います、所長が出たときに。 188 ◯梅原和喜委員 7ページの大きな3番のところに、道路照明灯の種類ということで、トンネル照明灯488灯と低圧ナトリウム灯。現在、新しいトンネルを造るときにはどういった照明、例えば、先週国道34号に新しいトンネルが開通いたしましたが、長崎市内にはいわゆる低圧ナトリウム灯もあるし、違ったトンネル照明もあるんですけれども、最近の新しいトンネルにはどんな照明灯がついているんですか。 189 ◯平野土木建設課長 近年のトンネルの照明灯につきましては、基本的にはLED灯というものの照明灯がついております。〔発言する者あり〕私どもの今度新しくトンネルを造るのが2件あるんですけど、そちらも照明灯の種類としてはLED灯で計画しております。  先ほど言われました日見の新トンネルもLED灯になっていると思います。  以上でございます。 190 ◯梅原和喜委員 分かりました。今のトンネル照明灯が488灯ありますということで写真の数があるんですけれども、8ページの表の中で(参考)のところに、低圧ナトリウム灯が道路照明等を含めて528灯ありますよということで、先ほどカーボンニュートラルという観点から、二酸化炭素を削減するために、この低圧ナトリウム灯って結構電気をたくさん消費するんでしょうけれども、今年の1月9日に大雪が降りまして、長崎市内にもスパイクタイヤを履いた車が結構通っていたんですけれども、私、この低圧ナトリウム灯のトンネルを通ったんですけれども、ほこりと粉じんで、なかなか見通しが利かないというような光景を目の当たりにしたんですね。  たしか今後528灯、トンネルが488灯、令和3年度の整備にも記載をしていないようなんですけれども、低圧ナトリウム灯のLED化は具体的にいつ頃始まるんですか。 191 ◯平野土木建設課長 トンネルの照明灯のLED化ですね、それはもう終わっております。 192 ◯東 竜也委員 私も7ページの地下歩道の蛍光灯の件で、LED化の件で聞きたいんですけれども。長崎大学附属小学校と西浦上中学校の前にも地下歩道があると思うんですけど、そこの電気はもう換えられていますか。 193 ◯平野土木建設課長 地下歩道のLED化ですけど、それは令和3年度に実施する予定です。 194 ◯東 竜也委員 今からということですね。その場所は換える予定はされていますか。ということは、去年、排水ポンプが壊れて、水がたまっているんですよ、腰ぐらいの辺りまで。ポンプ修理して、そのとき聞いたのが、もう地下を埋めて上に横断歩道を造るかもしれないという、そういう予定と聞いたんですけど、電気を換えるということは、もう横断歩道はなしということですかね。 195 ◯菊川地域整備1課長 長崎大学附属小学校の前の地下歩道でございますが、去年度、ポンプが壊れて満水になったということで、通れないのが少し続いたりしました。あそこが平面交差はできないかということで、今検討しておりまして、警察のほうにも要望を出して、横断歩道の要望ということで考えております。すぐにできるかというのは、今のところ何とも言えませんけれども、前向きに平面交差で信号と横断歩道をつけてもらえないかということで、今から進めていこうかということで考えております。 196 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時13分=           =再開 午後4時14分= 197 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、第3目道路橋りょう新設改良費から第5目県施行事業費負担金の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 198 ◯松浦土木部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、第3目道路橋りょう新設改良費、第5目県施行事業費負担金の土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は、246ページから251ページでございます。第8款土木費第2項道路橋りょう費の予算総額47億2,808万1,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出資料1ページの土木部予算一覧の9行目と10行目でございます。  次に、各目における予算の内容につきましてご説明いたします。予算説明書は、246ページから249ページでございます。  まず、246ページの下段に記載の第3目道路橋りょう新設改良費でございます。予算額25億9,430万円のうち、土木部所管分につきましては、土木部提出資料の土木部予算一覧の9行目に記載のとおり、11億6,390万円でございます。内容といたしましては、予算説明書の247ページ及び249ページの説明欄に記載しております。  247ページの説明欄、一番上から記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち1.江平浜平線から4.清水町白鳥町1号線までと、それから249ページ2行目の、2.【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)につきましては、国庫補助を活用し、主要路線の新設及び現道の拡幅改良などを行うものでございます。次に、4.【補助】都市構造再編事業費のうち、3.新市庁舎周辺道路(電線類地中化)につきましては、新市庁舎周辺道路と国道34号とを結ぶ区間において、防災性の向上や快適な歩行空間、良好な景観形成等を図るため電線類地中化を実施するものでございます。次に、5.【単独】道路新設改良事業費のうち、1.地方道路等整備事業費、それから少し下の7.道路改良事業費では、市道整備のうち土木部で実施しております主要路線の整備と併せて、道路改良工事などを行うものでございます。少し戻りますが、3.車みち整備事業費につきましては、居住環境の改善と防災性の向上を目的に、密集市街地などの斜面市街地において、既存の道路を生かして、車が通れるよう道路整備を行うものでございます。5.合併地区道路等整備事業費につきましては、相川町四杖町1号線の事業計画変更に伴う道路設計等を行うものでございます。  次に、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧をご覧ください。第8款第2項第3目道路橋りょう新設改良費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号9行目の増減欄に記載のとおり、3億2,660万円の増となっております。これは新庁舎周辺道路や相川四杖町1号線などにおきまして、事業費が増となったことなどが主な理由でございます。  次に、予算説明書は、250ページの上の表の、下から2行目に記載の、第5目県施行事業費負担金でございます。予算額7,059万5,000円は、全て土木部所管分でございます。内容といたしましては、251ページの説明欄に記載のとおり、1.道路橋りょう費負担金における1.道路事業費でありまして、長崎県が長崎市内で施行する道路事業等について、応分の負担を行うものでございます。  次に、土木部提出資料の1ページ、土木部予算一覧をご覧ください。予算額を前年度と比較しますと、10行目の増減欄に記載のとおり、1,765万2,000円の増となっております。  引き続き、事業の主な内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 199 ◯平野土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費のうち、土木建設課所管分についてご説明いたします。  土木部提出の委員会資料の2ページをお開きください。2ページは、先ほど第4号議案補正予算第19号でご審議いただきました国の3次補正予算と令和3年度の当初予算に計上しております土木建設課が進めている各事業の予算額や全体計画及び令和3年3月末予定の進捗率などをまとめた資料でございます。道路事業、街路事業、河川事業、公園事業についてそれぞれ記載しております。  詳細につきましては、委員会資料に沿って、順次説明させていただきます。申し訳ありませんが、9ページをお開きください。事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)は、江平浜平線ほか3路線で、予算額は表の一番下に記載のとおり、3億6,740万円でございます。1.概要でございますが、国庫補助である社会資本整備総合交付金を活用し、交通の円滑化と安全性の向上等を図るため、道路の新設及び拡幅改良を行っているものでございます。  2.事業内容でございますが、9ページから11ページに、それぞれの路線ごとに、目的、全体計画及び令和3年度の事業内容と、11ページの最後に財源内訳を記載しております。事業内容につきましては、各路線の位置図で説明させていただきます。  12ページをご覧ください。江平浜平線でございます。本路線は、江平地区と浜平地区とを結ぶ補助幹線道路として事業を進めているもので、令和3年度の事業といたしましては、上の方の赤色の四角枠に記載しておりますが、矢印で示しております赤色の箇所で、トンネルの覆工コンクリート工事や道路築造工事、道路詳細設計などを予定しております。予算額は補助事業で2億300万円、単独事業である地方道路等整備事業費720万円と合わせまして、2億1,020万円でございます。  次に、13ページをお開きください。中川鳴滝3号線でございます。本路線は、国道34号と鳴滝高校を経由して片淵中学校とを結ぶ補助幹線道路として事業を進めているもので、令和3年度の事業といたしましては、赤色の四角枠に記載しておりますが、矢印で示す赤色の箇所のうち、1工区の国道34号と接続する箇所の工事と用地取得を、片淵中学校側の3工区で用地取得と建物補償、建物調査などを予定しており、予算額は補助事業で1億円、単独事業である地方道路等整備事業費300万円と合わせまして、1億300万円でございます。  次に、14ページをご覧ください。川上町出雲線でございます。本路線は、県道小ヶ倉田上線の二本松団地付近と大浦地区とを結ぶ道路として事業を進めているもので、令和3年度の事業といたしましては、赤色の四角枠に記載しておりますが、矢印で示す赤色の箇所で、工事、用地取得、建物補償を予定しております。予算額は補助事業で5,000万円、単独事業である地方道路等整備事業費530万円と合わせまして、5,530万円でございます。  次に、15ページをお開きください。清水町白鳥町1号線でございます。本路線は、長崎拘置支所付近と西町踏切付近の市道三芳町若竹町線を結ぶ道路として事業を進めているもので、令和3年度の事業といたしましては、赤色の四角枠に記載しておりますが、矢印で示す赤色の箇所で、工事、建物調査を予定しており、予算額は補助事業で1,440万円、単独事業である地方道路等整備事業費720万円と合わせまして、2,160万円でございます。  次に、16ページをご覧ください。事業名【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)、虹が丘町西町1号線、予算額は2億3,000万円でございます。1.概要でございますが、国庫補助である地方創生道整備推進交付金を活用し、幹線道路の慢性的な交通渋滞を緩和するとともに、市内北西部地区における交通の利便性と防災機能の向上を図るため、虹が丘町の道ノ尾病院付近から、西町付近で市道油木町西町線に接続する補助幹線道路として、道路の新設を行っているものでございます。2.事業内容のうち、全体計画は記載のとおりです。令和3年度の事業内容でございますが、工事、用地取得及び委託としてトンネルの照明設備設計などを予定しております。3.財源内訳は記載のとおりです。  17ページをお開きください。上の方の赤色の四角枠に記載している内容が、令和3年度の事業となります。矢印で示す赤色の箇所で、本線の工事、橋りょう架設のための工事用道路の工事、用地取得及びトンネル照明設備設計などを予定しており、予算額は補助事業で2億3,000万円、単独事業である地方道路等整備事業費100万円で、合わせまして2億3,100万円でございます。  次に、20ページをご覧ください。事業名【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費、予算額は2億2,700万円でございます。1.概要でございますが、補助事業と合わせて、補助対象外の仮舗装などを実施するものでございます。また、グラバースカイロードや斜面移送機器の補修を行うものでございます。2.事業内容でございますが、それぞれの路線などにおいて、表の内容欄に記載している工事や分筆登記などを予定しております。3の財源内訳は、記載のとおりです。  21ページをお開きください。地方道路等整備事業の位置図でございます。  次に、22ページをご覧ください。事業名【単独】道路新設改良事業費、車みち整備事業費、予算額は7,000万円でございます。1.概要でございますが、密集市街地などの既成斜面市街地において、居住環境の改善と防災性の向上を図るため、用地の提供を受け、階段道などの車が乗り入れできない市道を、車が乗り入れできる車みちに改良するものでございます。2.事業内容のうち、全体計画は記載のとおりです。令和3年度の事業内容でございますが、表の1番と2番の路線においては、地元から事業及び土地の提供についてご承諾を得たことから工事を、3番の路線においては、地元から要望がある路線の測量と設計を行う予定でございます。3の財源内訳は、記載のとおりです。  23ページをお開きください。令和3年度に予定している路線の全体位置図でございます。  24ページから26ページは各路線の位置図でございます。  27ページをお開きください。車みち整備事業の整備事例でございます。整備前、整備後の写真と、下段の方には平成25年度から平成30年度までの第1期期間における計画と実績を記載しております。  次に、28ページをご覧ください。事業名【単独】道路新設改良事業費、合併地区道路等整備事業費、予算額は4,520万円でございます。1.概要でございますが、合併特例事業債を活用し、相川町四杖町1号線の事業計画変更に伴う道路設計と、それに伴う測量・地質調査及び施工中の区間において発生した地滑りの対策工事を行うものでございます。2.令和3年度の事業内容でございますが、地滑り対策工事及び委託として道路概略・詳細設計などを予定しております。3の財源内訳は記載のとおりです。  29ページをお開きください。相川町四杖町1号線の位置図でございます。相川町四杖町1号線は、令和2年11月議会でご説明しましたが、事業計画の見直しを行っており、国道202号側から道路新設工事を順次施工しておりましたが、地滑りが多発したことから、図面中ほどの赤色の区間の取付道路で既存市道に接続し、あぐりの丘までの残りの区間は現道の部分改良を行うこととしています。また、赤の四角枠に記載しております内容が、令和3年度の事業となります。矢印で示しております赤色の箇所で、取付道路の道路概略・詳細設計などと地滑り対策工事を予定しております。  私からの説明は以上でございます。 200 ◯谷口土木企画課長 土木部提出の委員会資料の18ページのほうをお開きください。引き続き、私のほうからは第3目道路橋りょう新設改良費のうち、土木企画課所管分につきましてご説明いたします。【補助】都市構造再編事業費、新市庁舎周辺道路(電線類地中化)としまして、当初予算額2億1,630万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、本市の最も重要な防災拠点である新市庁舎の周辺道路等におきまして、防災性の向上、安全で快適な歩行空間の提供、さらには、良好な都市景観形成を図るために、電線類地中化を実施しようとするものございます。次に、2.事業内容の全体計画でございますが、地中化を実施する路線は市道興善町桜町1号線、市道諏訪町桜町1号線及び市道桜町3号線の3路線で、全体事業費が3億4,920万円、事業期間といたしましては令和2年度から令和6年度までを予定しております。次に、令和3年度事業内容でございますが、市道興善町桜町1号線及び市道諏訪町桜町1号線の2路線におきまして、電線共同溝整備工事110メートルを実施する予定でございます。下段の3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  19ページをお開きください。箇所図でございます。図面のほうを横にしてご覧いただければと思います。赤色の実線で表示をしました、新市庁舎の西側、勤労福祉会館側の市道興善町桜町1号線の全区間と、新市庁舎南側に新設をします市道諏訪町桜町1号線の一部区間におきまして、電線共同溝整備工事を行うものでございます。なお、残る区間となります新市庁舎の南側の松翁軒前の市道諏訪町桜町1号線につきましては、新市庁舎の建設に伴い設置されております仮囲いのほうが令和4年11月末に撤去されるという予定となっておりますので、それ以降に工事のほうに着手する予定でございます。また、別館横の市道桜町3号線につきましては別館が解体された後の令和5年度以降に着手する予定でございます。  資料が飛びますが、30ページのほうをお開きください。引き続き、第5目県施行事業費負担金につきまして、ご説明いたします。道路橋りょう費負担金、道路事業費としまして、当初予算額7,059万5,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、幹線道路の整備促進を図るために、県が施行する道路事業に対し、地元負担金を支出するものでございます。次に、2.事業内容及び財源内訳でございますが、令和3年度の実施予定箇所を表のほうに取りまとめておりまして、左のほうから順に、図面番号、路線名、事業費、その財源内訳を、それぞれ記載しております。なお、財源内訳の括弧内には、県、市、それぞれの負担割合を記載しております。表の一番下の合計欄に記載のとおり、令和3年度事業費4億7,063万3,000円に対する長崎市の負担額は、表の右側から3番目となりますが、7,059万5,000円でございます。なお、今後、県における内示や事業の進捗状況などによりまして、事業箇所、事業費が変更になる場合もありますので、ご了承いただきたいと思います。  31ページのほうをお開きください。県施行事業費負担金の箇所図でございます。  次の32ページから38ページのほうにかけましては、路線ごとの箇所図でございます。  それでは、32ページのほうをご覧ください。上段の1番、一般国道206号では、琴海村松町の北総合事務所前の約200メートルの区間におきまして、交通の円滑化を図るために車道の拡幅が計画されており、そのための測量・設計が予定をされております。下段の2番、一般国道324号では、茂木町の滑川バス停と河平バス停の間の約140メートルの区間におきまして、拡幅工事が計画されておりまして、そのための測量・調査が予定をされております。  33ページをお開きください。上段の3番、主要地方道野母崎宿線では、大崎町の大崎橋より宮摺町側の約60メートルの区間におきまして、道路改良工事が予定をされております。下段の4番、同じく主要地方道野母崎宿線では、春日町の春日車庫バス停付近の約140メートルの区間におきまして、道路改良工事が予定をされております。  34ページをご覧ください。上段の5番、同じく主要地方道野母崎宿線では、為石町の市営為石アパートから野母崎方面に向かった約200メートルの区間におきまして、設計並びに用地補償が予定をされております。下段の6番、主要地方道東長崎長与線では、三ツ山町の犬継バス停から東長崎方面に向かった約150メートルの区間で、用地補償が予定をされております。  35ページをお開きください。上段の7番、主要地方道神ノ浦港長浦線では、琴海地域センター長浦事務所から県民の森方面に向かいます約1,600メートルの区間におきまして、局所的な道路改良工事が順次行われておりますけれども、令和3年度におきましては、中間付近の約80メートルの区間におきまして、道路改良工事が予定をされております。下段の8番、同じく主要地方道神ノ浦港長浦線では、一般県道奥ノ平時津線との交差点から時津方面へ向かう約60メートルの区間におきまして、道路改良工事が予定をされております。  36ページをご覧ください。上段の9番、一般県道長崎漁港村松線では、西海町の樫の久保バス停付近におきまして、安全対策工事が予定をされております。下段の10番、同じく一般県道長崎漁港村松線では、松崎町におきまして、道路改良工事約70メートルが予定をされております。  37ページをお開きください。上段の11番、一般県道奥ノ平時津線では、西海町の桂山集会所付近の約50メートルの区間におきまして、道路改良工事が予定をされております。下段の12番、一般県道深堀三和線では、深堀町6丁目の約80メートルの区間におきまして、道路改良工事が予定をされております。  38ページをご覧ください。上段の13番、一般県道長与大橋町線では、文教町付近におきまして、特に、郊外部方面の交通の円滑化を図るための道路改良が計画されておりまして、そのための交差点設計が予定をされております。  私からの説明は以上でございます。 201 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、第3目道路橋りょう新設改良費及び第4目交通安全施設費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず、委員会資料の1ページをご覧ください。第2項道路橋りょう費のうち、総合事務所所管分につきましては、行番号11に記載の第3目道路橋りょう新設改良費の14億3,040万円と行番号12に記載の第4目交通安全施設費の8,600万円を合わせた15億1,640万円で、昨年度と比較して2,600万円の増となっております。  次に、予算説明書の246ページ、247ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費のうち、総合事務所所管分は先ほど説明されました土木部所管の事業以外で、説明欄1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、次のページの5.西山目覚町線と、3.【補助】道路新設改良事業費(道路メンテナンス事業)、4.【補助】都市構造再編事業費の1.まちなか地区、2.新市庁舎周辺道路、5.【単独】道路新設改良事業費の2.地方道路等整備事業費(総合事務所)と4.くらしの道整備事業費、6.合併地区道路等整備事業費(総合事務所)、6.【単独】辺地対策事業費から9.【単独】自然災害防止事業費まででございます。
     次に、第4目交通安全施設費は、全て総合事務所所管分でございます。説明欄に記載の1.【単独】交通安全施設整備事業費のうち、1.交通安全施設は、交通反則金を原資とする交通安全対策特別交付金を財源として、歩道の新設・改良や区画線・防護柵設置など、交通安全施設の整備を行うものでございます。また、2.園児等移動経路緊急安全対策は、令和元年度大津市で発生した園児が巻き込まれた事故を受けて、未就学児が日常的に集団で移動する経路の安全対策を行うものでございます。次に、令和3年度設定の債務負担行為のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  予算説明書の344ページ、345ページをお開きください。上から2段目の道路新設改良事業につきましては、工事の施工時期の平準化を図ることを目的に、限度額3億5,000万円を、次の欄の自然災害防止事業(道路)につきましては、工事の施工時期の平準化に加え、危険箇所の迅速な対応を目的とし、限度額3,000万円を令和3年度から令和4年度までの債務負担行為を設定しようとするものでございます。  主な事業の内容につきまして、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 202 ◯菊川地域整備1課長 第2項道路橋りょう費のうち、総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出資料の14ページをお開きください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、西山目覚町線、予算額は3,100万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、車両通行の安全性、快適性の向上を図ることを目的に、損傷の著しい車道の整備を行うものです。2.事業内容の(1)全体計画につきましては、記載のとおりです。(2)令和3年度の事業内容につきましては、道路改良工事400メートルを予定しております。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。  15ページをご覧ください。西山目覚町線の位置図です。令和3年度の事業箇所を赤色で着色しております。  次に、16ページをお開きください。【補助】道路新設改良事業費(道路メンテナンス事業)、道路構造物等補強、予算額は1億270万円でございます。1.概要でございますが、橋りょうなどの道路構造物等について、法に規定された5年に1回の定期点検や補修・補強を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表のとおりです。橋りょう等の定期点検と翌年度以降に実施する補修工事のための詳細設計及び橋りょうの補修工事を予定しております。なお、補修工事につきましては、早期に着工できるものは補正予算第19号に計上させていただきました。この当初予算の工事につきましては、支障物件などによりするに着工できないものを計上しております。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。  17ページから20ページは、橋りょう補修工事予定箇所の位置図です。  次に、21ページをご覧ください。【補助】都市構造再編事業費、まちなか地区、予算額は1,100万円でございます。1.概要でございますが、まちなか再生の関連事業の一環として、車両及び歩行者の通行の安全快適性の向上を図るため、歩車道整備を行うものでございます。2.事業内容でございますが、勝山町古町1号線及び東小島町丸山町1号線の板石舗装を予定しております。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  22ページから23ページは、工事予定箇所の位置図でございます。  次に、24ページをご覧ください。【補助】都市構造再編事業費、新市庁舎周辺道路、予算額は7,100万円でございます。1.概要でございますが、本事業は新市庁舎建設に伴い、公共交通機関から新市庁舎へのアクセス向上及び歩行者の安全で快適な歩行空間の確保等を図るため、新市庁舎周辺道路のバスベイ整備や拡幅整備を行うものでございます。2.事業内容のうち、(1)全体計画ですが、事業期間は平成30年度から令和4年度までの5か年、総事業費6億1,900万円、内容は道路整備560メートルと用地補償などを予定しております。(2)令和3年度の事業内容ですが、市道出来大工町江戸町線においてバスベイ新設や歩道整備等の工事を予定しております。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  25ページをお開きください。新市庁舎周辺道路の位置図でございます。横にしてご覧ください。赤色で着色している部分が令和3年度の予定箇所で、魚の町公園側のバスベイ新設と図面左下の上下水道局別館跡の新設区間の道路整備の工事を予定しております。図面下段には新庁舎建設に係る周辺道路の整備スケジュールを添付しておりますが、令和5年1月の開庁時の周辺道路は、暫定供用となります。暫定供用とはどのよう状態なのかご説明いたします。また、無電柱化工事や新庁舎工事に係る仮囲いの撤去が令和4年12月となることから、事業期間を令和5年度まで延長する予定です。  26ページをお開きください。新庁舎周辺の交通形態で、図面上段に現在の状況を、下段には新庁舎周辺の道路整備が完成したときの交通形態です。  次に、27ページをご覧ください。この図は新庁舎開庁時の暫定形です。下段に上段図の拡大を表示しておりますが、青色が、道路整備が完成した箇所、緑色が暫定供用する区間、赤色が工事区間となります。なお、下段図面の左下、令和3年度工事予定の新設区間においては、黒色点線で指示している家屋の用地交渉が完了しない場合は、開庁時において、青色点線のような交通形態となります。  次に、28ページをお開きください。【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費、予算額は9億3,660万円でございます。1.概要でございますが、本事業は、損傷が著しい路面や、排水機能が低下した側溝などの道路改良を行うものです。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は中段の表のとおりです。中央総合事務所は35か所、東総合事務所が10か所、南総合事務所が4か所、北総合事務所は4か所、合計53か所において、改良工事等を実施する予定でございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。  29ページから30ページは、予定箇所の一覧表です。  次に31ページをお開きください。【単独】道路新設改良事業費、くらしの道整備事業費、予算額は2,000万円でございます。1.概要でございますが、車みち整備事業の対象とならない周辺地域において、道路の一部拡幅、離合場所・回転場所の確保等により、家の近くまで緊急車両や福祉車両を乗り入れでき、住民が安全で安心して暮らし続けられる道路整備を行うものです。次の表には、くらしの道整備事業と車みち整備事業の違いを記載しております。2.事業内容の(1)全体計画でございますが、事業期間は令和2年度から令和5年度まで、総事業費は1億3,000万円でございます。(2)令和3年度の事業内容は、東総合事務所で春日町の里道の測量設計等、南総合事務所で蚊焼地区の里道と為石地区の里道の工事を予定しております。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  32ページから35ページは予定箇所の位置図でございます。  37ページをお開きください。次に【単独】道路新設改良事業費、合併地区道路等整備事業費(総合事務所)、予算額は4,660万円でございます。1.概要でございますが、本事業は合併特例債を活用し、交通の円滑化と安全性の向上等を図るため、道路の拡幅改良などを行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は中段の表のとおりです。南総合事務所では3路線において、道路改良工事や用地取得、補償や設計等を、北総合事務所では2路線において、歩道整備工事や補償再算定、鑑定評価、分筆登記などを行う予定です。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。  38ページをお開きください。各路線の全体位置図です。  39ページから40ページは南総合事務所、41ページと42ページは北総合事務所の事業箇所の位置図と写真を掲載しております。  次に、43ページをお開きください。【単独】辺地対策事業費、形上岳線、予算額は1,800万円でございます。1.事業の概要でございますが、本事業は辺地対策事業債を活用し、辺地地域における生活関連道路の拡幅改良を行うものでございます。2.事業内容でございますが、(1)全体計画は記載のとおりです。(2)令和3年度の事業内容ですが、道路改良工事や用地測量、用地取得、立木補償などを行おうとするものでございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。  44ページは位置図と写真を掲載しております。  45ページをご覧ください。【単独】過疎対策事業費、伊王島循環線、予算額は3,000万円でございます。1.概要でございますが、過疎対策事業債を活用し、一般県道伊王島循環線と接続し、防災はもとより観光事業に大いに寄与する重要な基幹道路である島内一周の循環線について、道幅などが狭く車両の走行に支障があるため、整備を行うものでございます。2.事業内容のうち、(1)全体計画は記載のとおりで、平成16年度から令和3年度まで予定しておりますが、引き続き用地買収の進捗に合わせて事業を進めてまいりたいと考えております。(2)令和3年度の事業内容でございますが、大明寺教会上部部分の用地が解決したことにより、工事費を計上しております。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  46ページと47ページには位置図と写真を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、48ページをご覧ください。【単独】過疎対策事業費、高浜本線、予算額は500万円でございます。1.概要でございますが、過疎対策事業債を活用し、交通の円滑化と安全性の向上等を図ることを目的に、過疎地域における生活関連道路の拡幅改良を行うものでございます。2.事業内容のうち、(1)全体計画は記載のとおりで、平成27年度から令和2年度までの6か年を予定しておりましたが、長崎県の事業である江川河川改修工事が令和7年度まで事業を延長したことにより、本事業につきましても5か年を延長しております。(2)令和3年度の事業内容でございますが、長崎県の工事に伴い、市道の拡幅工事を合併施工により行っており、その工事負担金として500万円を計上しております。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  49ページから50ページには位置図と事業内容、写真を掲載しておりますのでご参照ください。〔発言する者あり〕説明を続けさせていただきます。資料51ページをご覧ください。【単独】道路リフレッシュ事業費、合併7地区についてご説明します。予算額は9,500万円でございます。1.概要でございますが、合併地区の市道について、安全安心な暮らしの実現及び生活に密着した住環境の改善を推進することを目的に、緊急性・安全性を勘案し、計画的に道路改良、舗装を行うものでございます。2.事業内容は、予定箇所一覧に、南、北の総合事務所ごとに路線名及び事業内容、事業費を記載しております。南総合事務所としましては、4地区5路線で5,500万円、北総合事務所としましては、2地区4路線で4,000万円を予定しております。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  52ページをご覧ください。各路線の位置図でございます。  53ページから60ページには各路線の詳細図と事業内容、写真を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、61ページをご覧ください。【単独】自然災害防止事業費、道路、予算額は6,350万円でございます。1.概要でございますが、本事業は市道における災害を未然に防止するため、長崎市地域防災計画に位置づけられた危険予想箇所について、改良を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は中段の表のとおりです。中央総合事務所が1路線、東総合事務所が2路線、南総合事務所が3路線、北総合事務所は2路線、合計8路線において、落石防護柵や擁壁等の工事を実施する予定でございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。  62ページは全体の位置図、63ページから70ページは工事予定箇所の事業内容、写真を掲載しておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 203 ◯永尾春文委員長 委員の皆様にお諮りします。  時間が午後5時でして、今日はこの説明までにさせていただいて、来週ですかね、質疑から開始ということでいかがでしょうか。〔発言する者あり〕  暫時休憩します。           =休憩 午後5時0分=           =再開 午後5時1分= 204 ◯永尾春文委員長 委員会を再開します。  あと、委員の方の資料が、今見ると、はっきり写っていない、黄色とか赤とかですね。ですから委員へ確認をして、来週の質疑までにご用意をいただきたいんですが、よろしいでしょうか。 205 ◯森尾中央総合事務所理事 ありがとうございます。  内容をちょっと確認させていただいて、訂正する分は訂正させていただきたいと思います。申し訳ございません。 206 ◯永尾春文委員長 それでは、これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。           =散会 午後5時1分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 永尾 春文 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...